Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

外周コースでなぜカーブの内側に入り込んでしまうか

2021-03-10 13:59:44 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

レース等で速度を落とさずにカーブを曲がるために
「アウト・イン・アウト」
(入口で外側、カーブ内では内側、出口でまた外側を走る)
と呼ばれるテクニックを用いることがありますが、
それは、免許を取るためには不要なテクニックです。
皆さんは、
直線であれ、カーブであれ、
基本は「車線の真ん中を通行する」と覚えてください。
(右左折を伴う場合等の例外については別記事で説明します)

ところが、実際の教習においては、
右カーブ(外周コース)で、
車がセンターラインの内側(対向車線)に入り込んでしまうことが
よくあります。

こうなる原因はいろいろ考えられますが、
単純で、かつ最も多いと思われるのは、
左カーブ(内周コース)と同じハンドルを取っていることでしょう。
右カーブは左カーブよりも緩やかなため、
同じ量のハンドルを回すと、切り過ぎてしまうのです。

この症状を改善するには、
もちろんハンドルを回す量を少な目にすれば良いのですが、
だからと言って、
「右カーブではハンドルを半分だけ回す」というような覚え方はお勧めしません。
それは教習所のコースでしか通用しない小手先のテクニックだからです。

カーブをきちんと曲がるには、
ハンドルをカーブラインに合わせて回していくようにします。

具体的には、
左カーブ(内周コース)ではセンターラインを、
右カーブ(外周コース)では左の縁石または水切り線を、
それぞれ意識して見ながら、それに合わせてハンドルを回してください。
よく「ハンドルは“目”で切れ。」というふうに言われます。
(ついでに言うと「ハンドルは“足”で戻せ。」とも)

まあ、「道に合わせてハンドルを切る」ってのは、
わざわざ口に出して言うまでもなく当然すぎる話なんですけどね。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信号待ちの先頭車は発進前に左右の安全を確認

2021-03-08 11:59:13 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

信号待ちの先頭車は、
青信号に変わってもすぐに発進しないでください。
信号の変わり端では、
交差点に突っ込んでくる車や、
無理して横断しようとする歩行者もいますので、
発進前に左右の安全を確認しましょう。

「さあ青だ いやもう一度 右左」
は、昭和43年の“歩行者向け”交通安全スローガンですが、
車でも同じ心構えが必要なのです。

ちなみに、「左右の安全確認」と言いますが、
正しくは「右・左・右」でしたよね。
これはもう、体で覚えてしまってください。

なお、2台目以降や、信号待ちせずに交差点を通過する場合は、
いちいち左右を確認しなくて良いですよ。
青信号(または自分が進む向きの矢印信号)と、
交差点の先に自分が進めることだけ確認すれば、
特に停止や徐行をすることなく、進んでしまって構いません。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格おめでとうございます!

2021-03-06 16:57:04 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

21017P様

普通自動車第二種免許技能試験合格のご報告ありがとうございました。

初めはペーパードライバー教習として受講されていましたが、
途中から二種免許取得を目指すこととされ、
先日、無事に合格できたとのこと、良かったです。
この後は、取得時講習を受けて、免許の追加(併記)をするだけですね。

教習に関しては、
パイロットアカデミーの提携していたコースが閉鎖したため、
所内教習の場所・時間がイレギュラーになってしまい、
ご迷惑をお掛けしました。
でも、ペーパードライバーであったのがむしろ功を奏したのか、
変なクセもついていなくて、基本通りの運転ができていましたので、
結果的に、最小限の効率的な教習で充分だったということでしょう。

苦労もされましたが、形に残るものになりましたね。

おめでとうございました!


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

急ブレーキでも同じ

2021-03-04 11:59:48 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

急ブレーキはできるだけ避けましょう。
でも、急ブレーキを掛けなければいけない場面だってあります。
その場合は、次のことに注意しましょう。

ペダルを踏み込む前に、
まず、ペダルをホンのちょっとだけ踏んでみてください。
ブレーキランプを1回点灯させるとともに、
ペダルの重さ・動きとペダルの遊び(=“踏み込み加減”)を
足で感じ取っておきます。

それから、ペダルを今度はしっかりと踏んでいきます。
ただし、たとえ急ブレーキであっても、
一気に底まで踏み込むのでなく、
ペダルの踏み応えを確かめながら、
じわじわと、しかし力強く、踏んでいきます。

そして、もし余裕があれば、ですが、
完全に停まる1mほど手前で一旦ペダルを緩めてください。
タイヤがロックした場合も同様に、
一旦ペダルを緩めて、その後、再度踏んでください。

…と、こんな感じですが、
何かお気づきになりませんか?

そう。
まず予備制動でブレーキランプを点灯させて、
その後にペダルをしっかり踏み込んでいき、
必要があればペダルを緩めてみる、
という手順は、
急ブレーキに限らず、通常のブレーキの掛け方と同じなのです。

と言うよりも、
急ブレーキが必要だからといって慌てるのでなく、
いつもと同じブレーキを、
ペダルを踏み込む速さや強さを変えて掛けるだけのことです。

教科書どおりのブレーキングが、実は、
急ブレーキでも役立つことを覚えておきましょう。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「運転」とは?

2021-03-02 16:26:51 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

世の中で一般に「運転」と聞くと
「自動車の運転」をイメージするのが普通です。
それはそれで構いませんが、
自動車の運転だけが「運転」ではないですよね。

「唐揚げ定食」の「唐揚げ」は誰しも「鶏肉の唐揚げ」だと思う
(「豚レバーの唐揚げ」とかでも嘘ではない)
のと似てますかね?

「挙式」と言えば普通は「結婚式を挙げる」のことだと理解する
(「お葬式」は「挙行する」と言うのが一般的)のも?

ついでに言うと、
「免許」だって「自動車運転免許」とは限らないんですけどね。

…おっと。
雑談が長くなってしまったので、この辺で閑話休題。

そもそも「運転」とは、
「大きな機械を作動させること」(『デジタル大辞泉』より)であって、
自動車に限った用語ではありません。
なので、
“発電機”を回したり、“エスカレーター”を動かしたりするのも、
「運転」になります。
その“大きな機械”の一つに“自動車”も含まれる、
と理解するのが正しいでしょう。

そして、共通して言えるのは、
その“大きな機械”を動かすことによって、
人の生命・身体を害する危険性がある、ということです。

そう考えれば、
「運転」に際して何より大事なのが「安全確認」であることが、
自ずと理解できますよね。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする