前半はほのぼの進行の第14話でしたが、後半、いよいよ韓ドラ韓ドラしてきましたよっ。
悪役はあくまであくどく、耐える女はボロボロと涙こぼし、耐える男は愛する女のために憎い男をあえて見逃す。
過去が過去だけに、お茶の間はみーんな知っているだけに、タジンとユンソンがどんだけラブラブしてても「志村、後ろ後ろ!」的な状態だったわけですが、いよいよユンソン本人がほんとに覚悟決めなきゃいけない日がやってきました。
ていうか、いったいどのぐらい隠しおおせると思っていたんだろう。
脇が甘いっていうか、いや、そもそも甘すぎるだろって話なんだけど。
とはいえ、ドラマだからツッコんじゃいけないと思って今まで黙ってたけど、ユンソンが張本人みたいなことになってるけど、そもそも只でさえいつ何時何が起きるかわからない臨月の妊婦さんが、サンフランシスコ行きの(偶然にさえも医療関係者が一人も居合わせなかった)飛行機とかに普通の乗客として乗るもんなの?
だいたい機長がそんな状態の奥さん乗せるなよって話だし、自動操縦が外れたのだって新米の副操縦士一人の責任なのかって問題もあるし、たぶんタジンパパがトイレに立った時には異変は始まっていたはず。
ポソンが敗血症になった原因とされてるハサミの件だって、飛行機に常備されてるような救急医療器具があんなガチャガチャ素手で触れる状態で保管されてるわけないし。
タジンに対する態度はともかく、ユンソン相当気の毒です。
って、やっぱそんなこと言い始めたらドラマが始まらないのでもう言わないけどさ。
まあ、でも、加害者側の男が事実を伏せたまま非害者側の女と付き合ったわけだから、もう、どんな責めも甘んじて受ける覚悟が必要だし、少なくとも自業自得であることに議論の余地はないわな。
タジンにしたって、その時の恨みつらみより、欺かれていたことに対する憤りのほうが大きいんじゃないかと思うよ。
幸せが大きければ大きかっただけ。
で、ドラマだから、ここはタジンに頑張って乗り越えてもらって、大きく成長して最終回を迎えてほしいなと思っております、ハイ。
というわけで、前回は「うわー、なんかムリヤリな設定だなぁ」って思った学生絡めた話ですが、案外嫌いじゃないよ。
12話までずーっとメンツ一緒だったから新鮮だったし、ユンソンのカジュアルなアウターがなかなかオサレで。
リュ・サンウク氏も最初超苦手だったけど、見てるうちに慣れてきたし。
イ・チョニ氏と違って身長が同じってのも妙な威圧感がなくて平和でした。
ドンスいいんだけど、デカすぎ。w
二人並ぶと、ユンソンがチビのオッサンに見えるんだもん。
相変わらずちょっとやきもち焼いてるのもキヨプタ。
やきもち焼いてはいるものの、なんだかんだで自信満々だしね。
「俺の空はハン・ダジンで、ハン・ダジンの空は俺なんだ」みたいなこと言ってた・・・よね?
タジンが用意していたペアルックのパーカー、タジンが間違って学生に渡しちゃったのと、ユンソンが後で奪還してたくだりは面白かったっす。v
でも、はっきり言ってあれはユンソンには似合わんてばタジンさん。
胸の柄を隠せばOKだけど。
ユンソンのスナップをいっぱい撮ってたタジン、可愛いよ。
そして、満天の星を見ながら、お互いにお互いを守ると誓い合った二人。
「俺がどんな人間でもか?」とのユンソンの心の声が痛かった。;-;
そこですかさず、最初から何度も出てくるフレーズ「言ったことは絶対やり遂げるハン・ダジン!(たぶんそんな感じ)」が出ました。
だから、きっとユンソンを最後は守ってくれるよね?
次回含めてあと5話しかありません。
タジンが事実を知るのはいったいいつ!?
航空ドラマとしてはアレですが、ただの韓ドラとして見れば、かなり好きですよ私。v