Pink * Satin * Pointe * Shoes

なんとなく、すきなこと

ソフィア国立歌劇場「トスカ」を観てきました。

2012-11-18 22:27:59 | エンターテインメント
オペラの魅力に再び開眼な今日この頃、先だって申し込んでいた「トスカ」のチケットを握りしめ、上野へ行ってきました。
一階ニ列5番目の席、座席表で確認してもいなかったので最初は「どーせ見切れ席でしょ」って期待してなかったんだけど、座ってビックリかなりの良席。
ここ数回は二階の端っこだったりうしろーの席だったりだったんだけど、バレエだったからだったのかな。
夢倶楽部の会員で良かったと、改めて思いました。
22,000円の席にかかった費用は、年会費4,312円ぽっち。
会員優先でチケットが買えたり、プログラムも割安だったり、間近割引という制度もあったりするみたいだけど、最近クラシック系から遠のいていたのと、基本ビンボーなので、この年一回の特典を利用するだけの幽霊会員なんですが、生で音楽聴く機会をもうちょっと増やしてもいいかなと思う今日この頃です。

というわけで、ソフィア国立歌劇場の「トスカ」、良かったです!
衣装がね、基本は昔のローマ風なのに、コートのデザインが現代風だったりトスカがサングラスかけてたりで「なんでそこだけ現代風味?」って違和感がありましたが、概ね好感持てる演出で、トスカもカヴァラドッシもスカルピアも期待以上。
特にスカルピアがヤラシさ全開でトスカに迫ってくのが超リアルで、見てて思わず「きゃーやめて!」ってトスカに感情移入してました。
スカルピアに捕えられるまでのカヴァラドッシはちょっと軽薄な感じもしなくもなかったけど、ボリュームのある美声で聴きごたえがあり、堂々のカヴァラドッシでした。
トスカも安定感があって私好みの声で大満足。
二幕での衣装がもうちょっとどうにかならなかったのかと思ったけど、まあ、それは二の次か。

何度も聴いてきた曲だけど、全曲聴くのは数年ぶり。
盛り上げ方がやっぱ巧いなぁ、プッチーニ。

最後、身投げしたトスカを象徴する赤いストールがスポットライトを浴びる中ひらひらと舞い落ちるのを見て、思わずじわっと涙が溢れてきました。

何度観ても救いのないストーリーです。
でも大好き。
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オペラが好き

2012-11-14 19:42:03 | エンターテインメント
ちょうど二十年前、前から習ってみたかった声楽のレッスンを始めたころ、「どうせ声楽習うんならオペラファンになる!」と決意して、レーザーディスクプレーヤーと「こうもり」と「トスカ」のディスクを買い込みました。
最初は全曲鑑賞するのが一苦労だったっけ。
特に「トスカ」は前半のトスカとカヴァラドッシの場面が終わると共に睡魔が襲ったものでした。

でも、そんな試練を乗り越えて、そのふたつの全曲がまるっと頭に入った頃にはすっかりオペラの楽しみ方が分かるようになっていたのでした。
そして次から次にレパートリーを広げてゆき、「オペラファンです」とそこそこ言えるようになるのに一年~二年ぐらいはかかったかな。
気がつくと手持ちのレーザーディスクは50枚を超えていました。
残念なことにそれらコレクションは全部処分しちゃったけど、頭にはちゃんと画と音が残っています。

聴いてみたかった曲をひととおり制覇して、オペラ熱も落ち着いてからは、あまり積極的に聴くこともなくなっていたオペラだけど、ここのところ、私の中でちょっとしたオペラブームが起きています。

劇場に観に行った「テルマエロマエ」でイタリアオペラがBGMに多用されていて「やっぱいいよねオペラ」って思ったり、ここ数回通っている整体院ではクラシックが流れているんだけど、先日はカラスの「カルメン」で、毎年行ってるジャパンアーツの会員招待公演で、ずっとバレエばかりチョイスしていたのが、今年に限って「トスカ」に食指が伸びたり、そして昨日は偶然に某オペラユニットのコンサートに行く機会を得て、間近で聴いたバリトンにクラッ。

Sujuへの興味がガクッと萎んだと同時にK-POPはある程度お腹いっぱいになった感もあったりして(ストレスなく聴ける東方神起の韓国語バージョンは勉強中に聴いてますが)、私の中の音楽の部屋がガランと空いてたところにこの展開、来るべくして来たリバイバル。

韓国語の教材でパンパンになってるiPod nano、・・・と思いきや、空き容量は10GB以上。
急にオペラが聴きたくなった昨夜、マリオ・デル・モナコやテバルディやシミオナートが歌っている「イル・トロヴァトーレ」を入れました。

会社帰りにスーパーで買い物しながら聴いてたら、気持ち良過ぎて涙出てきちゃった。
特にマンリーコとレオノーラとルーナ伯爵の三重唱の中毒性の高いことよ。
そして改めて、オペラは胸で聴くんだなぁと思ったよ。
ハートと胸腔の両方に響いてくるこの感覚、久しぶり。

というわけで、今夜新たにパヴァロッティとフレーニの「ラ・ボエーム」、カラスの「トスカ」、同じくカラスの「アイーダ」いずれもハイライトを追加しました。

ただ今「トスカ」を聴いてます。
いきなりジュセッペ・ディ・ステファノのカヴァラドッシにクラクラ。
やばい、これ泣いちゃう・・・。



当座の目標は、手持ちに無いカラスの「カルメン」全曲のCDをゲットすること!
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「女たちの都~ワッゲンオッゲン~」

2012-11-05 23:08:41 | 熊本弁日記
私がこの世に生ば受けた地、天草ば舞台にした「女たちの都~ワッゲンオッゲン~」ていう映画が公開されるていうとばさっき知った。
大竹しのぶ主演ていうとは最初に知ったばってん、他はそぎゃん有名か人は出とらっさんどたいて思て公式サイトば見てみたら、そうそうたるメンバーでたまがった。

予告編ば見た限りじゃ天草弁はちっと微妙かごたるばってんか、なんさま天草が舞台の映画ちゅうとはそうそう出来っもんじゃなかけんね、こら劇場まで見にいかんばいかんどたい。

牛深は「行ったことはある」ていう程度しか馴染みはなかばってん、「牛深ハイヤ祭り」ていう言葉は子供ん頃から目に耳にしとったけん、どぎゃん祭りかいっぺん見てみろごたるしね。




くまモンもカメオ出演さすてばい。v
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氷川さまの御神籤その後

2012-11-02 23:13:41 | 日記?
2011年の7月までのはここにメモっていますが、その後も定期的に氷川さまにお詣りしています。

その後引いたのは、10月3日の「天津神籬兆(あまつひもろぎのうらかた)」の吉。
「天津神籬というのは神様が下りる場所のことだから、準備OKな運勢だよ」って根本先生に言われたような気がする・・・けど、記憶違いだったらごめんなさい。

続く11月16日に引いたのは「木種蒔兆(こだねまきのうらかた)」の吉。
近い将来に芽が出て花が咲く、今まさにその準備段階!文字通り、せっせと種を蒔きなさいという運勢ですね。

そして年が明け、今年は初詣でスタートした氷川詣、最初に引いたのは「須賀宮兆(すがのみやのうらかた)」で大吉でした。
スサノオがクシナダ姫と結婚して新たな住まいを設けるというエピソードの兆なので、新年早々なかなかのいい運勢。

たぶん4月8日に「大宜都比兆(おほげつひめのうらかた)」を引いた記憶があるんですが、手元に見当たらず。

そして三度目、6月9日に行ったのが「御子詔別兆(みこのりわけたまふのうらかた)」の吉。
最初に誤解を受けるけど、それもそのうちに解けてうまくいくという意味らしい。

で、直近が7月4日の「岩戸開兆 (いわとびらきのうらかた)」の吉でした。
根本先生に報告したら、「いいねえ。でも、運はとても開けてきてるけど、自分でもちゃんと努力しないとダメだよ」とアドバイス頂いたんでした。
ていうか、御神籤が良いからって浮かれてちゃだめだよと釘を刺されたかんじかも。




そろそろまた氷川さまに行こう・・・と思っていた頃の10月15日の月曜日、ひょんなことがきっかけとなり、ハローワークへ行ってきました。
いつもなら木曜日か金曜日に行っていたので、今思うととても不思議です。

いつもの通り検索機に向かい、「ここ、応募しとくか」って会社がひとつ見つかったので紹介状をもらってきて、いつものように履歴書と職務経歴書とカバーレターをプリントアウトして、その日の夜に投函しました。

どうせまた不採用通知が来るんだろうなと、たいした期待もせずに。
いや、実は、その前の週の金曜日に紹介状をもらった会社の応募の条件が手書きの履歴書&職務経歴書だったので、その日は金曜日の会社のそれを仕上げるのに必死で、月曜日の会社の存在感はかなり薄いものだったという・・・。

で、三日後の木曜日、その頃の日課になっていた図書館での勉強中、携帯に電話がかかってきました。

「面接を行いたいんですが、明日はお時間大丈夫ですか?」って。

書類選考に通ること自体なかなかないことなので、なんだか狐につままれた気分のまま、でも、良い社会勉強になるしと、やはりあんまり期待することなく、久しぶりのパンツスーツで金曜日に面接に行ってきました。

ビックリしたのは、応募者が70名ぐらいいたらしいこと。
そのなかから面接に進んだのは、私を含めてたった3人だったこと。
で、結果は早くもその日の夕方に飛び込んできました。

「是非お願いしたい」と。
「お会いした時から、あなたが来てくれたらいいなと思ってたんですよ」って。

で、その四日後の23日から勤務を開始し、現在に至っております。
あの日ハローワークに行ってなかったら、いつも通り木曜日か金曜日に行っていたら、求人を目にすることも無かったはずだけに、この会社に入るべくして入ることになったんだなぁと、感慨深いものがあります。
4年ぶりの正社員(まだ試用期間中だけど)。
今日ようやく二週目を終えたばかりで、まだ慣れないことが多いので、小さなことでいちいちパニクったりビビったり(小心者なの)してますが、恵まれた環境だと思っています。




で、なぜ御神籤の話題とお仕事の話題を絡めて書いているかというと、今回私を選んでくれた方(その会社のトップ)がとてもアマテラスオオミカミを髣髴させるキャラなんですよね。
私よりずっと人生の先輩の方なんですが、とても美人さんでパワフルで輝いていて太陽のようなひと。

最後に引いた御神籤が岩戸開兆だったのはただの偶然(去年も一度引いたことがあるしね)かもしれないけど、私のカミサマが御神籤を通してメッセージをくれてたような気がしてしかたがありません。
コメント (4)
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