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なんとなく、すきなこと

「ノーサイド・ゲーム」

2019-09-27 07:50:19 | エンターテインメント
W杯開催真っ只中の今、私もラグビーにどハマり中。
ところがほんの数ヶ月前までは全くの無関心でした。

熊本でのW杯開催もあるということで、我がくまモンがフランスでラグビーやったりしてたのは知ってた。
でも、基本的にスポーツ観戦に食指が動かない私には「ふーん。そうなんだぁ」でした。
なのに、なのに、今ではすっかりラグビー漬けの日々。
それもこれもこのドラマ「ノーサイド・ゲーム」のおかげです。

アストロズのメンバーを演じた方々は演技未経験の方が多かったと聞くけれど、演技の拙さなんてラガーマンの体を張った情熱の前にはかき消えてるし、中でも浜畑役の廣瀬さんに至っては彼が浜畑を演っているだけで説得力が別格。
演技はヘタクソなんだけど「うわー、なんちゅう棒!」って笑いながらも、そこにいるのは廣瀬さんじゃなくて浜畑譲なんだよね。

そしてゴツい方々の中登場したスタンドオフ七尾の、スポーツ物のドラマのこの立ち位置(「ドカベン」の里中智的な)にふさわしい爽やかな存在感がまた良い塩梅で、まずモデルとしてデビューした時は高校時代は吹奏楽部でサックス吹いてたというのも頷ける草食系美青年なイメージだったから、ラグビードラマのキーパーソンとなる選手役でこのドラマに出ると知った時は大丈夫か?と思ったけど、蓋を開けてみたら、お父さん譲りの運動神経と15キロ以上も増量した肉体でニュージーランド帰りの次世代のエースという設定に違和感がないのが凄い。
演技力も彼の経験を考えたら凄いとしか。

眞栄田郷敦の将来が楽しみ過ぎる。

そして、このドラマの何が凄かったかって、試合シーンに手を抜かなかったことと、見事にマッチした米津玄師の「馬と鹿」!
あの迫力と高揚感をあのテーマソングと共に毎週見せつけられてラグビーに興味が湧かないわけがないですよ。
このドラマのおかげで、見始めた頃は「スクラムハーフ?何それ?」だった私ですが、今や「え?今のノックオンじゃなかったの?」などと言いながらW杯を楽しんでいます。

企業ドラマとしては今ひとつだったけど、良いんですよ、ラグビーを盛り上げるための企画としては大成功ですから!

ドラマが終わってしまって、激しいアストロズロスに陥っています。
浜畑、七尾、テツ、里村、佐々、岬、本波、友部、安西ほか名前覚えてない方々みんなにありがとう!

大泉洋さんのドラマを見るのは初めてだったけど、出過ぎず引き過ぎずの存在感が程良かったです。
そして柴門監督のハマり具合!

6話の七尾登場シーンからはハードに残してるけど、DVD買っちゃいそう。
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2 コメント

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Unknown (Jack Rose)
2019-09-28 20:51:41
ニッポン勝ちましたねー。

昨日、高校時代の友達と飲んでいて、そいつはラグビー部だったので、ノーサイドゲームの話から始まり
いろんな話が聞けました。

ただ、今日の試合に関しては、大敗をしなければいい
と言ってたのが、なんのなんの。 驚きました。
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Unknown (noel)
2019-09-28 22:15:19
銀熊に行こうと有楽町で降りてパチンコ屋の前を通ったら、壁に設置されたスクリーンで生中継(後半戦始まったあたり)やってて既にライブビューイングの群が出来てたから私も人の頭越しに見始めたんですが、逆転するわ追加点入れるわで離れるに離れられず、結局最後まで観てしまいました。

視界が悪くて最後のトライが福岡選手だったのも後で知ったぐらいでしたが、まさかの勝利に盛り上がりましたよ〜。(^.^)
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