熊本で4月14日と16日(15日の深夜)に起きた震度7の地震。
最初の震度7だけなら立ち直るのにそう時間はかからなかったはずだけど、まさかの余震を超える本震で、あんなことに。
傷つく前の姿もボロボロの姿も関係なく、お城の映像を見ると、とにかく涙が出てきます。
実家は有難いことに今のところ大きな被害はなく、東京で暮らす娘としては何よりですが、ご近所さんのなかでは赤い紙を貼られたおうちもあったり、一見すると何事もなかったようなおうちでも、かなり手を入れないと住めないぐらいに柱だったりお風呂場だったりに影響が出てしまったところもあったようです。
家は隅っこが欠けたり、お風呂場の窓ガラスに小さなヒビが入ったり、壁にもヒビは見えるけど、大丈夫そう。
今のところは。
(ブロック塀が道路側に倒れかけていたのを撤去したので、今は通りからまる見えです)
震災から2週間が経ち、流通関係は実家の近辺ではかなり元通り。
徒歩圏内にある生協ではお刺身も売られているほどに回復していました。
一方で、そのすぐ近くにあるサンリブというダイエー系の大型スーパーは復旧の見通しが立っていないらしく、その近くに住んでいる伯母は車がないので、かなり困っているそうです。
そんな、ちょっとしたことで明暗がわかれている今の熊本、私が居る間は一日に5回程、小さな余震が来ていました。
わたしなんかは「わあ、来た来た。でも、想定内、想定内」って感じだけど、本震は終わったと思っていて不意を突かれてしまった今回の震災を経験した人たちは、これから更にいろんなものが普段通りになってきても、きっと心底心休まる日が来るのはまだちょっと遠いのかもしれません。
私が出来ることはマメに実家に電話をかけることと、復興の助けになることを出来る限りすることしかありませんが、大好きな熊本だから、ずっとずっと応援していきます。(くまモン印だけじゃなく、大分産のものも積極的に買うよ)
そんなわけで、ここからは帰省日記。
縁側で動画撮影しつつ、ご飯を食べ終わったちゃっちゃんをナデナデ。
お天気も良いし、のどかな昼下がり、余震も無いし、平和だなぁとほのぼのしていたら、まさかのガブリンチョ。
東京ではアパート暮らしだし、にゃんこに引っかかれたり噛みつかれたりしてほしくても経験出来ない環境なので、嬉しい悲鳴と思うしか・・・。T_T
あなたが~噛んだ、人差し指が~イタイ♪と字余りな歌を歌いながらリバテープを巻きました。(と思ってよくよく見ればまさかの富士薬品の絆創膏^^;)
もうすぐ80のパパは持病のせいでここのところ肉体労働が出来なくて、新しくオクラの種を蒔く場所を耕したいけど・・・と困っていたそうで、こんなモヤシな私でもお役に立てるならば!と一肌脱ぎました。
鍬を持ってザクザク。
ほんの1分ぐらいで農家の方々に畏敬の念がわきました。
しかもダンゴムシは続々と出てくるし、思いがけずミミズも出現するし。
農作業自体は嫌いじゃないし、野菜や果物を育て、収穫する喜びって素晴らしいものだとは思うけど、虫嫌いは克服できそうにありません。T-T
街にも行ってみるかと、ママに車で連れてってもらいました。
メルパルクに車を停めて、プラモデルの日教社さんへ。
割と前にFacebookページがあることに気づいて「いいね!」していて、営業を再開されていることも知っていたので、熊本に帰ったら行こう!と。
40年ぐらい前、プラモ好きだった兄貴とよく行ってた懐かしのお店なのです。
折しもくまモンのプラモが出たばかり。
ここで買おうと思っていたのでした。(↓に完成品出てきます)
そうそう、日教社さんを出た後は、くまモンスクエアへ。
一応再開してたけど、部長の出勤予定は未定の状況。
部長室の机のノートに「まっとるばい」とメッセージを残してきました。
そして鶴屋本館さんがまだ休業中なのを確認してションボリし、遠目にも満身創痍を見て取れるお城を見てシンミリ。
上通りを歩いてみると9割近くはお店が開いてて晴れやかな気分になるも、蜂楽饅頭が再開の見通しが立ってないらしい貼り紙を見てガックリ肩を落として家路に着きました。
地震が来てなかったらちょっとしたところに出かけることもできたけど、どこがどうなってるかわからないし、3号線とかに出ちゃうと渋滞らしく、穏やかに過ごす日々。
ある日は、ママと歩いて生協へ晩ご飯のお買い物に行ってきました。
結構な高台の住宅地にある実家は特にショートカットの道を上るとかなりの坂道。
でも、二人でブラックモンブランを食べながらだったので、あっという間でした。
キツかったけどね。
小学校1年生の時から12年間、ずっとこの坂を上っていたおかげで、モヤシながらも足腰鍛えられたに違いない。
ある日はお昼用のパンを買いに、車で5分程のバイパス沿いにあるカフェ・ゴンジーノさんへ。
ステキな佇まいです。
入り口に「営業中」の文字を見ても「大丈夫かな?やってるな?」と恐る恐る。
店内に入ってびっくり。
美味しそうなパンがわんさか並んでます。
地震でいろんなものが落ちたり割れたり壊れたり大変だったろうに、そんな影も見えないくらい。
その日はパンを買っただけだったけど、最後の晩餐に再び訪問。
今度はレストランへ。
ハンバーグや焼きカレーやミートソースとかもあったけど、私はビーフシチュー。
パンとベストマッチのビーフシチューで正解!
パン屋さんだけにパンがとっても美味しくて。
シチューは一滴残さず頂きました。v
食べ物ネタが続きますが。
最終日のお昼にはパスタを食べにパスタリスタさんへ。
パパママのお気に入りで、いつも一人前の大盛りパスタを2人でシェアするんだとか。
私も前にも来たことがあったけど、トマトソースの海の幸のスパゲッティ、生麺の食感とともに美味しかったです。
お客さんも続々!
お店を出ると道を挟んだ向かいに「がんばろう!!熊本!!負けてたまるかセール実施中」の文字とくまモンに、思わずカメラを向けました。
大丈夫、熊本は負けんばい!
さて、いよいよお別れ。
改めて、故郷が愛おしい。
そこにある全てが愛おしい。
思えば初めてのちゃっちゃんとツーショット。
特にどこへも行かず、マッタリしただけの5泊6日だったけど、ヒマだったおかげで家にあったクラシックギターでそこそこ練習できました。
思い立って動画も撮ってみたり。
そしてそこから画面コピーしたものをプロフィール画像に加工!
遠目に見れば、まるで結構弾ける人みたい。
知らぬが仏。フフフ
そんなわけで東京に戻ってきた私は、ママのリクエストで羊毛フェルトのくまモンをあしらったキーケースをこしらえて、なんとか母の日に滑り込みセーフ。
今回3個目なんだけど、これがどうしてなかなか難しい。
でも、それなりにちゃんとくまモンになってるかモン?
そうそう、こちらが例のくまモンプラモ。
ほんとは東京に戻ってきてから作ろうと思ってたんだけど、実家で「駅弁刑事」を見てるときに突然作りたくなって、老眼鏡持ってきてないのを悔やみながら、小一時間で完成。
子供の頃プラモを作った経験があるから割とサクサク出来たけど、ニッパー不要で作りやすいとは思うけど、慣れない人は苦戦するかも?
いろんな表情があって楽しめそうだけど、私はやっぱり基本のが好きなので、他のは使わないかな。
関節が滑らかで、ポーズに限界はあるものの片足立ちも出来るし、存在感凄いですよ。
庭の千鳥草を摘んで持たせてみました。
さすが部長、男前!(≧∇≦)
早く、生の部長に会いたいな。♡