今年最後の神原作品。今年も例年通り年に4回芝居を打つ。そして最後は恒例のオムニバス『わらわら草紙』である。今回も3話からなる短編集。来年は4本にしよう、と神原さんが話していたけど。きっと来年もあるということかぁ。しかもこの『わらわら草紙』は次回で10回目になる。そして、彼女は来年も年に4本芝居をすることになる。
今回の共通テーマは「お祝い」。ということだが、あまりストレートなものではないから、後 . . . 本文を読む
外輪能隆が関西演劇祭に参加した。吉本の作る演劇コンクールにまさかevkkが参加するなんて。エンタメ芝居ではないから違和感があるけど、敢えて彼がその挑戦に望んだ以上、それを見てみたいと思った。企画物だから規定があり1本45分、他の団体と抱き合わせの上演となる。45分という制約下だから小さな芝居に納めるべきところを、反対にそこで大きなお話を作る。大胆な作劇をする。ベースは人魚姫の物語。部分的にはこれは . . . 本文を読む