このタイトルはインパクトある。もちろん『トイレの花子さん』と引っ掛けてある。介護職に就いた山田花、彼女は呑気であまり何も考えていない。明るいだけが取り柄の女の子。そんな22歳の奮闘記である。3Kと言われる介護の現場にたまたま入った花。大学を出たけれど就職先がなく、唯一採用された介護職。だけど親友や家族という周りは早く辞めて再就職先を探せばと言う。本人もこんな大変な仕事だとは思わなかったみたい。やは . . . 本文を読む
これは面白い。白石一文なのに今回も前回に引き続き短い。186ページである。しかも32章仕立てだから、各章5、6ページくらいのボリューム。どんどん話が進む。
まさかの展開が平然と描かれる。人口が爆発的に増えて出産制限が法制化された世界。昔の中国のように。持てる子どもはひとりだけ。(ひとりっ子政策だ)外国からの移民が50%を超えて、アンドロイドがさまざまな分野で仕事を受け持つようになったそんな時代。 . . . 本文を読む
第2話から先を見ることにした。これは明らかにわかりきってやっていると判断した。確信犯がこのわざとらしいメロドラマをどこに落とし込むのか、に付き合いたいと思ったからだ。(まぁ、僕もヒマだから、ね)
第2話は坂口健太郎の視点から描かれる。生田斗真から心臓移植を受けたことで生き延びることが出来た彼のその後が描かれる。妻(中村ゆり)との幸せな日々を過ごすけど、違和感がある。以前の自分とは違う。嫌いだった . . . 本文を読む