なんと高齢者による読書会のお話である。高齢者ものは近年多いから驚かないけど、読書サークルである。そんな題材で書かれた小説なんてない。古民家カフェを借りて毎月開催される読書会。参加者は6人。会長はなんと92歳。最年少でも78歳。コロナ禍かは3年間開催が見送られていたが、ようやく再開する。カフェの新米店長28歳も新たにメンバー入りする。まるで介護の一環として参加したけど、そんな舐めた印象を吹き飛ばすよ . . . 本文を読む
長尾高校以外に見た二作にも少し触れておく。長尾を含めていずれも役者たちが達者で安心して見ていられる。予選を勝ち切って府大会に出場している学校なのだから当然かもしれないが、実に上手い。冒頭の前説だけで感心させるワンエピソードを成立する精華高校作品は、『椿姫』をベースにしたメインの話(らしいが、僕にはどこが椿姫なのか、わからなかった)に、さまざまな生徒たちによるエピソードを絡めて描く高校生アルアル。恋 . . . 本文を読む
コンクール(大阪府高等学校演劇研究大会というらしい)の大阪大会に来ている。長尾高校演劇部を見るために。見に来てよかった。とてもいい芝居だった。それに初めて府大会を見ることが出来たのも楽しかった。何度か予選は審査員を依頼されて見ているが、本戦を見るのは初めてだ。こんな感じなのか、と知れてよかった。時間の関係で3本しか見ることが出来なかったけど、貴重な体験になった。僕は参加はしなかったけど、公演ごとに . . . 本文を読む