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一度は引退したはずのカウリスマキが6年振りに新作を引っ提げてカムバックしてきた。とてもうれしい。まだまだ若いんだから彼には映画を撮ってもらいたい。僕は初めて彼の映画を見たときの驚きを忘れない。『真夜中の虹』である。今は亡き(無き、ですが)ミニシアター国名小劇だ。あの小さな映画館も忘れられない。たった75分のあっけない映画に震撼させられた。あの後、続々と過去作も含めて公開されることになった。もちろんすべて見た。懐かしい。
映画は今回もいつも通りのそっけないタッチであろう。上映時間も81分と変わらない短さ。楽しみ。
さっそく初日の朝1番で見に来たら、目の前で満席になってしまった。それくらいにみんなカウリスマキを待っていたのだな、と感動した。後1分早く来ていたら見れたのだが、まぁ暇だからまた平日の人が少ない時間に見に行くことにして諦めた。
だから今日は見ていないのだ。妻と久しぶりにふたりで映画を見に来たのに残念だけど。但し、妻の分のチケットは買えたから今彼女はこの映画を見ている。僕はロビーで終わるまで読書している。ということで、映画自体の話は後日。来年はたぶんこの映画を見ることから始まりそうだ。