大好きなクラシック音楽、本、美味しいお店、旅行などの記録です。
休日はソファの上でリラックス!
朝日歌壇
先週、新聞の俳句、短歌のページでとある俳句に目が留まりました。
吹雪止む終着駅に高倉健
へえ、カッコいいなとその他も眺めてみたところ、いくつか気になる短歌がありました。おそらく、何十年と新聞を眺めていますが、俳句、短歌のコーナーにじっくり目を通したのは初めてです。
「幸せな人生だった」と夫の言「わたしも」とすぐに云えなかった悔い
颯爽と肩で風切り映画館を後にしたっけ「健さん」を観て
店員は「奥さま」と呼び椅子を引くそうだったらね君とのランチ
文藝春秋今月とうとう四冊目買ってきた夫静かに壊れて
要介護5となり三年もういいという言葉さえ失くせり母は
カラオケも回転寿司も行けるのに一人の部屋は今も慣れない
白ごはんあったかみそ汁毎日が文化遺産の我家の朝食
玄人が読んで質はどうなのか、事実なのか創作もありなのか分かりませんが、人生の断片だなあ、面白いなあと思いました。
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棚の整理
クラシック音楽のCDを並べている棚の整理を始めました。1年半前に自宅に戻ってきた際、自分の部屋に作った棚にCDを入れたのですが、かなり大雑把に分類したので目当てのディスクには一応何とか辿り着けるのですが、全体の把握が出来ません。そこで整理です。
まずはディスクを引っ張り出して作曲家ごとに固めました。奇しくもモーツァルトとベートーヴェンの所持数がほとんど同じでした。高さで測ったのですが、ケースは約1cmなので概ね所持枚数に近いと思います。
モーツァルト 240
ベートーヴェン 240
マーラー 150
ブラームス 130
バッハ 100
ブルックナー 80
シューベルト 50
チャイコフスキー 45
シューマン 30
ワーグナー、ヴェルディ、R・シュトラウスなどのオペラは別の所に置いているので、それも含めるとクラシック音楽で1800枚くらい、ロック・ポップ・ジャズなどで1000枚くらい、計2800枚くらいでしょうか。
ディスクを1枚、1枚見ていると、聴きたいディスクが次から次へと出てきてなかなか整理が進みません。アランのオルガン、ペトリのリコーダー、チョン・キョンファのヴァイオリン、アバドのロッシーニ序曲集などなど・・・懐かしいディスクに聴き入ってしまい手が止まります。つい2~3日前に購入を考えていたCDがあったりとやはり見易い分類が必要です。暫く時間がかかりそうです。
来週末の土曜日は楽しみにしていた田部京子のミニ・コンサートがタワーレコード渋谷であります。田部京子は3月にモーツァルト、5月にベートーヴェンのコンサートもあります。
そして日曜日は初めての宝塚です。有楽町の東京宝塚劇場で花組公演の「復活」と「カノン」、一体どういう世界なのか、今からワクワクです。
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今年の一枚/一冊/一本/一泊/一皿
まだ数日ありますが、今年一年の振り返りです。下のチビが3歳になりあまり手がかからなくなったことで自分の時間が随分増えました。普通に近づいています。エンターテインメントを存分に楽しめた1年となりました。これまでは多くのジャンルで数えるくらいしか候補がなくて強いて挙げればという年が続きましたが、今年はジャンルによっては有力候補が多すぎて選べないという状況です。
来年は6~7年振りの海外旅行に家族で行ければいいなと思っています。この数年間、とてもじゃないけど想像すらできなかったことが少しずつ現実めいた夢になってきました。
〇クラシック音楽
新しいオーディオセットが我が家にやってきたのが昨年の12月30日でしたので、今年は申し分のない音響を満喫できました。始めのうちは従来のCDとSACDの違いがはっきりしませんでしたが少しずつ耳が慣れてきました。デジタルリマスターの技術も進歩して驚異的なサウンドに驚くことも増えました。
正直、クラシック音楽モードが長く続いた期間は少なく、単発でディスクを楽しんだという感じです。その中ではやはりフルトヴェングラーの第9、トリスタンを始めとしたデジタルリマスターSACDが印象に残っています。その他多くの過去の名盤がデジタルリマスターで再生されました。それから、円高で安価なこともあり輸入盤ボックスセットを多く購入した1年でした。来年は現役世代の新盤に期待です。
〇ロック・ポップ・ジャズ
ザ・スミスの「リマスターボックス」とピンク・フロイドの最新リマスター「ザ・ウォール」です。一つなら前者です。青春時代に聴いた80年代音楽のリマスターは堪りません。最近の人気バンドもそこそこ聴いているのですが、コンサートに行ってみたいと思えるほど気に入ることはありません。
〇Jポップ
今年の前半はAKBに嵌りました。いろいろご意見あるとは思いますが、私はバレエ同様の厳格な実力・人気ピラミッドを築くAKBワールドは好きな方です。シングルカットされた楽曲はどれもいい曲だと思います。「桜の木になろう」は名曲です。ただ、このままコンサートも含めて完全に口パクという歌手が成り立つのか、そこらへんはよく分かりません。
その後、AAA、ももいろクローバーZです。ももクロにも熱中しましたが紅白前の勝負シングル「労働讃歌」の大コケで一気に引いてしまいほとんど観なくなりました。先日、音楽ショップで8月20日のよみうりランドイーストでの極楽門コンサートのDVDが流れていて、この頃は嵌っていたなあと懐かしく思い出しました。コンサート会場の規模は徐々に大きくなっているので、これからまだまだ人気は出るのかもしれませんが、少し失速です。その他の歌手で良かったのはmiwaくらいでしょうか。
一曲を選ぶのは難しいのですが、最新のお気に入り曲が一番楽しいということで今は織田哲郎作曲のAKB48「走れペンギン」です。
〇本
カズオ・イシグロの著書7冊をほぼ発表順に纏めて読んだのが印象に残っています。珠玉の作品群、読書の喜びがあります。
作品では、今年発売された本ではありませんが、角田光代の「八日目の蝉」と沼田まほかるの「彼女がその名を知らない鳥たち」がずば抜けて面白かったです。特に八日目の蝉は、家族で旅行した小豆島の風景が鮮明に残っているのも相俟ってかなり感情移入して読めました。題名にまつわるエピソードが印象的。そして主人公の子供への想いが切ない。オールジャンルでも今年のナンバー1は「八日目の蝉」です。
〇漫画
漫画は難しいです。最高に面白いと感激して1~2巻に夢中になった後、3巻目で同じ設定の繰り返しに入り、面白くも何ともなくなった漫画は数知れず。ある程度の予定調和も必要ですが、それなりの骨格のある魅力的なストーリーがないと続けて読めません。
感動した「ハチミツとクローバー」(全10巻)を読んだのは2~3年前のことかと思っていたら、今年の3~4月でした。記憶というか時間の感覚がおかしくなってしまったのか、9ヵ月前のことだったなんてちょっと驚きでした。「ザ・ワールド・イズ・マイン」も今年の1月だったです。
以前の作品ですが、羽海野チカの原画展も楽しめた「ハチミツとクローバー」が断然です。
〇映画
映画は豊作です。といっても映画館で10本も観ていませんが、少なくともこの10年間の中では最も劇場に通った1年です。随分長い間、映画で2時間もの時間を使うのに我慢がならなかった。青春時代のいつか以来の映画復興です。「英国王のスピーチ」、「ザ・ファイター」、「八日目の蝉」、「監督失格」、「ハッピーフィートⅡ」など。どれか一本なら難しく重いテーマを上品、ユーモラス、感動的に描いた「英国王のスピーチ」です。
〇宿・ホテル
旅行は5月の草津温泉&軽井沢と6月の北海道でした。ベストは「ウインザーホテル洞爺」です。年賀状お年玉抽選でまさかの一等が当たり、宿泊券と旅行クーポン券をゲットしました。3泊4日で札幌、小樽、ニセコあたりをドライブしました。ウインザーホテル洞爺は評判どおりの素晴らしいホテルです。好天にも恵まれて景色も最高でした。
〇食事
今年も美味いモノを沢山いただけました。幸せです。本当は家族で食べてこそなのですが、外食をゆっくり楽しめるのはチビがもうちょっと大きくなってからです。家族には申し訳ないですが先行調査の名目でいろいろ行かせていただきました。
「鳥藤」(築地)、「富善」(蒲田)、「英ちゃんうどん」(宗像市)、「日吉大勝軒」(日吉)、「HUB」(慶應日吉店)、「元祖ニュータンタンメン本舗」、「CoCo壱番屋」などなど。どこか一店なら回数も一番多かった「鳥藤」(築地)です。
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シャープ「液晶テレビ AQUOS クアトロン 3D Z5 52型」
これまでのテレビは松下電器製の32型でした。結婚した時に買ったのでもう9年使ったことになります。赤の色素が出なくなったのでさすがに寿命です。デジタル放送切替の混雑が終わったようなので大手電器店に出向きました。
予備知識はあまりありませんでしたが、売れ筋を買うということで、液晶のシャープか、プラズマのパナソニックです。価格comで代表的なテレビの大手電器店価格をメモしておきました。
映像はプラズマの方が優れているようですが、音声は前面スピーカーで液晶系がよいということだったので、液晶のシャープです。3Dは付いていなくてもよかったのですが、「赤・緑・青」の3原色に「黄」が加わって4原色で高画質化を図ったクアトロンというタイプにしました。音声最大出力30Wは他にそうないという点も魅力です。
画面サイズはあまり大きすぎると逆に見辛いのではないかとも心配しましたが、妻のお友達情報で「大きすぎるかと思ったけど居間に備え付けると意外とそうでもない。もっと大きくてもよかった。」という声が結構聞こえるということで、ここはえいやっと52型にすることを始めから決めていました。
価格は207,800円(ポイント10%まで差し引くと187,000円)。もっと安い店もあるかもしれませんが、大手価格は横並びだし、以前と比較すると十分に安い(普及初期の1インチ=1万円から▲60%)ので即決しました。
本日、大きなテレビが我が家にやってきました。写真では小さく見えますが実物はかなりデカいです。それでもすぐに慣れそうです。52型で正解でした。これだけ大きな画面ですがデジタル放送でキメが細かいのでクリアに見えます。
最近はDVDの映像はご無沙汰だったので(PCで観ていた程度)、いろいろと大画面で視聴してみようと思います。
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夢民風カレー
自炊の簡単料理をもう一つ。これは以前から作っているもので、高田馬場にあるカレー屋「夢民(むーみん)」の人気メニュー「ベーコンエッグ野菜カレー」を真似たものです。
<食材>具なしのレトルト・カレースープ(あるいはハウスジャワカレー)、キャベツ(夢民HPによると柔らかいものがいいとあります。APITAに行くとちょうど北海道産の柔らかいキャベツ生食用を売っていました)、ピーマン、その他お好み野菜、ベーコン、卵1個、ご飯(最近はサトウのごはんです)
①レトルト・カレースープを鍋に開けて温める。爽やかな辛さのカレーが合うので、ルーから作る時はハウスジャワカレーの辛口を使っています。その場合も手間はほとんどかけずにルーを溶かす、プラスアルファ程度です。今日は、上野デリーのインドカレーのレトルトスープを使いました(同店の名物、激辛のカシミールカレーだと辛すぎます)。
②フライパンに油をひいて野菜、ベーコンをさっと炒める。これを鍋に入れて馴染ませる。
③溶いた卵をフライパンで半熟に炒めて、鍋に入れて適当に混ぜる。これで出来上がり。
※作り方は夢民のHPにも載っています。
「夢民」のカレーは、カレースープが絡まった野菜炒めをご飯のうえに載せて食べます。野菜のシャキシャキ感と辛口カレーの旨さが相俟って、滅茶苦茶うまくてクセになります。それを真似ただけですが家庭で作っても結構いけます。ただ、下の写真の本家とは出来が違っています(2010年8月2日ブログ)。
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トンカツの卵とじ
妻がいないので自炊しているのですが最近のヒット作のトンカツの卵とじです。始めはお弁当として作ったのですが、よかったので家でも作っていただいています。
<食材>
生パン粉付とんかつ用(スーパーで売っている)、うどんスープ(粉末つゆの素)、卵2コ、水150cc
①TEFALのフライヤーでトンカツを揚げる。170℃で5分間。
②小さなフライパンに水を150cc入れる。沸騰させたらうどんスープの素を入れて溶かす。
③トンカツが揚がったら、適当に切ってからフライパンに入れる。トンカツを裏返して味を浸み込ませる。沸騰したら溶いた卵を流し入れて、暫くしたら火を止める。
④最後に黄身だけの卵をトンカツの上に流し入れて出来上がり。皿に移さずにフライパンで食べる。
普通はどういう出汁を使うのか分かりませんが、たまたまあったヒガシマルのつゆの素を水少なめで使ったら濃いめの味がばっちり合いました。2個目の卵は黄身だけ最後に追加するのは、親子丼の人気店がやっている技です。
自画自賛になっちゃいますが、正直、こんなに美味しいカツ丼の上層部を食べたことがありません。トンカツは1枚130円くらいなので全部で200円弱、10分くらいで出来るので手軽に作って味わえます。
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サトウのごはん
昼食は注文弁当、サンドイッチ、おにぎり、インスタントおかゆなどだったのですがそろそろ飽きてきました。最近のマイブームはサトウのごはんをメインにした和食セットです。和食を試したキッカケは数年前に「粗食のすすめ」をヒットさせた著書の最新作に日本人は、長年に亘り人体実験をしてきた和食、つまりご飯、味噌汁、惣菜を食べていれば病気にならない、健康によいと読んだからです。科学的な真偽の程は分かりませんが感覚的に大きく違ってはないんだろうなと納得できました。
ご飯をコンビニで買うのは高いので、チンするサトウのごはんを試してみたのですが、まあ美味しいこと、驚きました。水分多めのクチャクチャな仕上がりは好き嫌いあるかもしれませんが私は十分。味噌汁はコンビニのカップスープを使っていたのですが、これもインスタント味噌汁にカップを使用すればもっと安くなります。
どうせなら安くあげようとディスカウントのOKストアに行き、一式買い込みました。1食あたりの値段は次のようになります。
サトウのごはん(200g) 105円
永谷園のあさげ・ゆうげ 19円
ふじっ子のごだわり煮豆(食べ切りパック) 67円
鰹節パック 16円
海苔 無料(いただきもの)
箸 2円
カップ(少し大きい250mlのもの) 12円
合計 221円
質素なのり弁風定食ですがとても豊かに感じます。安くて(おそらく)健康によく、そしてなんといっても美味しいです。
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「横浜ベイスターズvs東京ヤクルトスワローズ」(横浜スタジアム)
チケットを貰ったので娘と横浜スタジアムにプロ野球を観に行きました。
プロ野球の試合なんていつ以来だろう、おそらく最後は福岡ドームを体験するために行ったホークスの試合か妻と結婚する前の広島球場です。その前は思い出せません。
子供の頃は福岡の地元の太平洋クラブライオンズが大好きで父や兄と平和台球場に応援に行っていました。東尾、加藤、若菜、土井、真弓、吉岡、基、竹之内と結構いい選手もいたのですが、チームとしては本当に弱かったです。パリーグの最弱チームを応援していたので真逆のセリーグの王者である巨人のアンチとして成長してきました。
野球への興味が薄れたのは、ライオンズが所沢に移転して、巨人が弱くなった頃だと思います。すっと関心がなくなりました。大人になって読売新聞を購読するようになるなんて子供の私には絶対に想像できません。
今回、ありがたくチケットをいただいたのは横浜スタジアムが屋外でビールの美味しい季節だからです。ビールが第一目的です。ドーム球場だったらタダでも行かないです。野球は屋内競技じゃないのでドーム球場はいただけません。球場久しぶりの私が言うのもおこがましいですがスポーツ観戦の醍醐味は気持ちいい空気、風を感じることです。最近新しい球場を作るとドームになりますが私には全く理解できません。例外の広島はエライ!
ヤクルトは現在首位、横浜は3連勝もありましたがヤクルトに連敗して定位置の最下位です。
さっそく生ビールを買ってきて観戦です。天気もいいしビールが旨い。ビールの売り子が回ってくれるのもいいです。結局、3杯いってしまいました。
ほろ酔い気分で食事です。弁当は関内駅脇にある「なか卯」で仕入れました。「なか卯」の親子丼が結構旨いと読んでどこかで食べようと思っていたのですが、どこにでもある印象だった「なか卯」が調べると意外とありません。関内にあったのでこの機会を利用です。
本当は店内で出来立てを食べたかったのですが今回は野球観戦の一連の流れ優先です。
冷めた持ち帰り弁当ですが、確かに旨いです。味がしっかりとしていてかなり満足できました。これは評判が分かります。
横浜スタジアムの名物として、内野一塁側の売店にある「みかん氷」がネットで紹介されていたので試しました。行列で20分待ち覚悟と書いてありましたがそうでもありませんでした。見た目のとおりかき氷の上に缶詰のみかんが載せられたものです。うーん、おいしいですが味も見た目のとおりです。これ以外の何かではないです。350円と安いので文句もいえませんが・・・。娘はこれじゃなくて普通のかき氷を選びました。
娘が帰りたいと愚図りだしたので7回裏まで、ヤクルトが5対3でリードしているところで球場を後にしました。ヤクルトは特別に強いという印象はないのですが3割バッターが揃っていて手堅そうです。横浜はパッとしないかなあ。7回に日ハムから移籍した森本が代打で出て来て三振しました。そういえば森本いたよなあ、移籍したのは今年だったような(中華街でラーメンマンをやってたような)。不振なんでしょうか。
それで思い出しましたが昔の野球場にあって今は無くなってしまったもの・・・野次です。30年前の球場なら「何やってんだ、バカヤロウ、北海道帰れ」の怒声がいくつも聞えた筈です(観客が少ないので声が響き渡る)。懐かしいなあ、野次。選手間でもやりあっていて、ロッテの監督の金田がライオンズの4番の土井に「もう1球ぶつけてやれ」とか野次を飛ばして騒然となったり・・・。太平洋対ロッテ、観客少なかったなあ・・・笑えます。
いずれにしても昼間にビールを飲みながら屋外スポーツを観戦するのは最高です。これならまた来たいです。
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自家製たこ焼き
娘がたこ焼きを大好きでリクエストがあったので作りました。自家製たこ焼きのレシピです。
といってもポイントは一点。日清製粉のたこ焼き粉を使うこと。当たり前ですいません。大阪で開眼した外カリ中トロの激ウマたこ焼きですが、家庭で作っても中々真似ができませんでした。
試行錯誤(たいした回数ではないですが)の結果、下手に薄力粉と出汁で生地を作ったり、有名店舗の材料を買うと上手くできません。日清製粉のたこ焼き粉を使うこと、手頃な鉄板を見つけることです。
こちらお馴染みのパッケージです。
鉄板は大手電機店で買ったと思います。電気のたこ焼き作り器もありますが一個一個が小さくて外カリ中トロにするのが難しいです。
その他のポイントは、ネットで知ったたこ焼き愛好家のアドバイスからいくつかです。外せないのはタコを出汁に浸けて味を浸み込ませることでしょうか。日清の粉も鰹節のいい出汁を感じるのですが中味のタコからプラスすることで旨味が違ってきます。
油を馴染ませる小道具。100円ショップにも売っていますが、このてるてる坊主みたいなものをキッチンペーパーと銀紙で作ります。
食材はお好みですが、我が家は、生地+タコ+天かす+桜えび+青ネギくらいです。私は好きですが家族は無くてもいいというので紅ショウガは入れていません。
料理全般に言えることでしょうが焼きが難しいです。始めは強火にして、超スピードで食材を投入して、外面が形作られてから弱火にするとしているレシピが多いですが、間違いなく焦げてしまうので始めから最後まで弱火です。ゆっくりやっても外カリ中トロになります。焦らなくても大丈夫です(求めているレベルが違うのかもしれませんが)。
しばらくして、竹串で生地が回るようになれば返していきます。じっくりでもいつか丸くなるのでゆっくりと火を通していきます。
出来上がったたこ焼きを家族が美味しい美味しいと食べてくれます。店で買っても美味しいですが作り立て、焼き立てがやっぱり最高です。
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新宿散策(2011年3月)
今回の地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。一人でも多くの命が救われることと1日も早い復興を祈っております。人命救助が最優先ですが少し落ち着いたら早くお風呂に入ったり、音楽を聴いたりできればよいのですが・・・。私たちに今できるのは節電に協力することと義援金を贈ることでしょうか。
会社の方も大きな被害が出て、情報収集、支援物資を送ったりとあっという間の1週間でした。広島で経験した呉の地震ほど激しくは揺れませんでしたがこんなに長い時間の大きな横揺れは初めてでした。それと3/11(金)、3/17(木)の停電です。信号、街灯が消えるとまるでゴーストタウンのようです。小さい頃、おそらく停電があったように記憶していますが、まさかこんな大規模の停電をまた経験することになるとは思ってもみなかったです。幸いにして自転車で通勤できることが分かったので電車による渋滞、徒歩での帰宅といったことは避けられました。
ただ、経済が停滞すると復興が遅れるだけなので、前に進んでいくしかありません。この3連休は会社に出なくても済んだので、今日は久しぶりに新宿に出向きました。今、奥田英朗の「純平、考え直せ」という新作を読んでいるのですが舞台が新宿、歌舞伎町で懐かしくなったものです。
考えてみると新宿に最後に行ったのはいつだろう。おそらく、12~13年前に職場の先輩と2次会で歌舞伎町のランジェリーパブに繰り出して以来かもしれません。私は家族と上京した後、京王線、西武新宿線沿いに住んだので都会、街といえば新宿でした。中学生、高校生には映画を観るか、紀伊国屋で本を買うか、タカキューで安い服を買うかくらいしか用事はありませんでしたが、よくブラブラとしていたように思い出します。燦然と輝く新宿伊勢丹の高級感を頂点として晴れの舞台でした。
その後、首都圏での住まいは東横線沿線になったので出掛ける街は渋谷か横浜になりました。新宿にあって渋谷にないもの、いろいろあるんだと思いますが、当時はあまり思い付かずに足が遠のいていました。
事前に調べて行ってみたいとリストアップしたのは、食事は「王ろじ」か「新宿つな八」、音楽ショップはディスクユニオン、ピンボールの「ガンズ」を置いているミカドというゲームセンター、伊勢丹、紀伊国屋、それに新宿武蔵野館で映画を観ようとイメージしました。
本当に久しぶりの新宿。ざっと歩いた印象では予想以上に変わっていません。安い単価の立ち飲み屋のような形態が増えているようですが、大きなところは変わっていないかなあ。それでも歌舞伎町の中心の広場に進むと右側のプラザ、コマ劇場が閉鎖、前の映画館ビルも閉鎖、左奥のミラノ座だけ営業していました。ここは変わったというか寂れたというか、少し驚きです。中学生で上京して初めて行った映画館が新宿プラザで「未知との遭遇 特別編」でした。映画館が満席という事実にショック。熊本の映画館は3本立てでガラガラでした。1本での上映で満席になるとは東京は凄いところだなと思ったのを覚えています。再開発のためなのか、もう映画館では採算が取れないのか。
食事は「王ろじ」でとん丼にしました。店内はリフォームされて、カウンターも出来ていました。懐かしいカツカレーです。他の店にはない面白いカツです。ぺろりといただけましたが肉が形成肉でしょうか、からっと揚がってはいましたが、記憶のイメージほど絶品とは感じませんでした。
ディスクユニオンが新宿にあるのは今回初めて知りました。御茶ノ水の方にある印象でしたが、新宿にもかなりの店舗、スペースがあるようです。紀伊国屋の隣りのビルの8階にあるクラシック館に行きました。いやぁここは凄いです。オーディオとCD、それにレコードです。中古と新品と両方、大量に扱っています。それにマニアそうなお客さんが沢山います。タワーレコードやHMVのクラシックコーナーは最近、お客さんが少なくて寂しい感じですが、ここには沢山、久しぶりに見ました。なんかうれしくなります。凄いですね・・・やっぱりレコードの音がいいんでしょうね。
買わないつもりだったのですが、店頭にSACDのカゴがあり、そこに手書きで「普段はレコードを聴いているスタッフですが、この幻想には驚きました・・・」とあります。ミュンシュ、パリ管のベルリオーズの幻想交響曲、名盤です。3300円ですが、記念に一枚です。
さっそく聴いてみましたが前回のエイジアでの印象に近いです。バスクラリネット(?)など木管、金管でぞくっとするような音が聴こえる箇所もありますし、全般的に音がクリアで各パーツがよく整理されています。いいサウンドなのは分かるのですが・・・決定的に違うかと訊かれるとそうだとは肯けない微妙な印象です。最もよくてこの程度なら、他のディスクまで買い直したいとは思わないかなあ・・・という感想です。
新宿伊勢丹はやっぱりいいですね。高級感、幸福感があります。「純平、考え直せ」に登場したメンズ館8階の高級喫茶を見学にいったのですが、8階全体が富裕層向けの高級品を取り揃えたフロアになっていてこういう秘密風の場所があるんだと勉強になりました。どのフロアもスタッフは男性も女性も上品で美しく性格が穏やかそうでさすがです。こういう人になりたい。
「バビントン・ティー・ルーム」や「イルサルマイヨ」が今でもあれば。あのレモンパイ、ミラノ風カツレツ、オリーブ、生ハム・・・。
貧乏だった学生から少しは購買力も増していると思うのですが、如何せん、今は買いたいものが何もありません。すいません。
ピンボールのガンズはゲームなどはほとんどしない私が唯一結構プレイした台で一部でまだ稼働している情報を得ました。ただ、残念ながらミラノボウルすぐそばのミカドビルが見つかりませんでした。探し方が悪かったのか、もうなくなったのか分かりません。
映画もパスして一体を散策しました。新宿三丁目では末広亭の近くに「海老忠」という焼き鳥屋がまだありました。以前、カウンターで食べていた時、ねずみ男のような店員に隣のお客さんが「社長」と呼ばれていて、へぇー社長さんも来るような店なんだと考えていたら、私も「社長」と呼ばれました。味もいいし、なんかいい雰囲気の店です。また寄ってみようと思います。
久しぶりの新宿、無機質なビルの並ぶ新しい街と比較すると変わらない文化、歴史を感じました。次回は夜ですね。
会社の方も大きな被害が出て、情報収集、支援物資を送ったりとあっという間の1週間でした。広島で経験した呉の地震ほど激しくは揺れませんでしたがこんなに長い時間の大きな横揺れは初めてでした。それと3/11(金)、3/17(木)の停電です。信号、街灯が消えるとまるでゴーストタウンのようです。小さい頃、おそらく停電があったように記憶していますが、まさかこんな大規模の停電をまた経験することになるとは思ってもみなかったです。幸いにして自転車で通勤できることが分かったので電車による渋滞、徒歩での帰宅といったことは避けられました。
ただ、経済が停滞すると復興が遅れるだけなので、前に進んでいくしかありません。この3連休は会社に出なくても済んだので、今日は久しぶりに新宿に出向きました。今、奥田英朗の「純平、考え直せ」という新作を読んでいるのですが舞台が新宿、歌舞伎町で懐かしくなったものです。
考えてみると新宿に最後に行ったのはいつだろう。おそらく、12~13年前に職場の先輩と2次会で歌舞伎町のランジェリーパブに繰り出して以来かもしれません。私は家族と上京した後、京王線、西武新宿線沿いに住んだので都会、街といえば新宿でした。中学生、高校生には映画を観るか、紀伊国屋で本を買うか、タカキューで安い服を買うかくらいしか用事はありませんでしたが、よくブラブラとしていたように思い出します。燦然と輝く新宿伊勢丹の高級感を頂点として晴れの舞台でした。
その後、首都圏での住まいは東横線沿線になったので出掛ける街は渋谷か横浜になりました。新宿にあって渋谷にないもの、いろいろあるんだと思いますが、当時はあまり思い付かずに足が遠のいていました。
事前に調べて行ってみたいとリストアップしたのは、食事は「王ろじ」か「新宿つな八」、音楽ショップはディスクユニオン、ピンボールの「ガンズ」を置いているミカドというゲームセンター、伊勢丹、紀伊国屋、それに新宿武蔵野館で映画を観ようとイメージしました。
本当に久しぶりの新宿。ざっと歩いた印象では予想以上に変わっていません。安い単価の立ち飲み屋のような形態が増えているようですが、大きなところは変わっていないかなあ。それでも歌舞伎町の中心の広場に進むと右側のプラザ、コマ劇場が閉鎖、前の映画館ビルも閉鎖、左奥のミラノ座だけ営業していました。ここは変わったというか寂れたというか、少し驚きです。中学生で上京して初めて行った映画館が新宿プラザで「未知との遭遇 特別編」でした。映画館が満席という事実にショック。熊本の映画館は3本立てでガラガラでした。1本での上映で満席になるとは東京は凄いところだなと思ったのを覚えています。再開発のためなのか、もう映画館では採算が取れないのか。
食事は「王ろじ」でとん丼にしました。店内はリフォームされて、カウンターも出来ていました。懐かしいカツカレーです。他の店にはない面白いカツです。ぺろりといただけましたが肉が形成肉でしょうか、からっと揚がってはいましたが、記憶のイメージほど絶品とは感じませんでした。
ディスクユニオンが新宿にあるのは今回初めて知りました。御茶ノ水の方にある印象でしたが、新宿にもかなりの店舗、スペースがあるようです。紀伊国屋の隣りのビルの8階にあるクラシック館に行きました。いやぁここは凄いです。オーディオとCD、それにレコードです。中古と新品と両方、大量に扱っています。それにマニアそうなお客さんが沢山います。タワーレコードやHMVのクラシックコーナーは最近、お客さんが少なくて寂しい感じですが、ここには沢山、久しぶりに見ました。なんかうれしくなります。凄いですね・・・やっぱりレコードの音がいいんでしょうね。
買わないつもりだったのですが、店頭にSACDのカゴがあり、そこに手書きで「普段はレコードを聴いているスタッフですが、この幻想には驚きました・・・」とあります。ミュンシュ、パリ管のベルリオーズの幻想交響曲、名盤です。3300円ですが、記念に一枚です。
さっそく聴いてみましたが前回のエイジアでの印象に近いです。バスクラリネット(?)など木管、金管でぞくっとするような音が聴こえる箇所もありますし、全般的に音がクリアで各パーツがよく整理されています。いいサウンドなのは分かるのですが・・・決定的に違うかと訊かれるとそうだとは肯けない微妙な印象です。最もよくてこの程度なら、他のディスクまで買い直したいとは思わないかなあ・・・という感想です。
新宿伊勢丹はやっぱりいいですね。高級感、幸福感があります。「純平、考え直せ」に登場したメンズ館8階の高級喫茶を見学にいったのですが、8階全体が富裕層向けの高級品を取り揃えたフロアになっていてこういう秘密風の場所があるんだと勉強になりました。どのフロアもスタッフは男性も女性も上品で美しく性格が穏やかそうでさすがです。こういう人になりたい。
「バビントン・ティー・ルーム」や「イルサルマイヨ」が今でもあれば。あのレモンパイ、ミラノ風カツレツ、オリーブ、生ハム・・・。
貧乏だった学生から少しは購買力も増していると思うのですが、如何せん、今は買いたいものが何もありません。すいません。
ピンボールのガンズはゲームなどはほとんどしない私が唯一結構プレイした台で一部でまだ稼働している情報を得ました。ただ、残念ながらミラノボウルすぐそばのミカドビルが見つかりませんでした。探し方が悪かったのか、もうなくなったのか分かりません。
映画もパスして一体を散策しました。新宿三丁目では末広亭の近くに「海老忠」という焼き鳥屋がまだありました。以前、カウンターで食べていた時、ねずみ男のような店員に隣のお客さんが「社長」と呼ばれていて、へぇー社長さんも来るような店なんだと考えていたら、私も「社長」と呼ばれました。味もいいし、なんかいい雰囲気の店です。また寄ってみようと思います。
久しぶりの新宿、無機質なビルの並ぶ新しい街と比較すると変わらない文化、歴史を感じました。次回は夜ですね。
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年賀はがき お年玉抽選 1等!
6 5 1 6 9 4
自慢話で恐縮ですが、年賀はがきのお年玉景品抽選で1等が当たりました。未使用の年賀はがきの中に当たりがありました。100万本に1本、3,835本だそうです。ラッキー。本当は宛先の誰かへの幸運だったのに自分達でもらっちゃってスイマセン。
定価13~20万円くらいの5点の中から1点を選べます。電動自転車、PC+デジカメ、オフィスグッズはもう要りません。液晶テレビも2~3年内の買い替え検討中ですが買うなら量販店でしょうか。残る「JTB 選べる海外旅行・国内旅行」か、家族と相談します。
こういうところでツキを使わない方がいいというご意見もありますが、当たらない人生より、当たる人生の方が楽しいです。素直に喜んで活用し、あとは真面目に働きます。
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謹賀新年(福岡風お雑煮)
あけましておめでとうございます。元旦に福岡風のお雑煮を作りました。
にんじんの煮込みにいつも以上に時間を要したり、仕上げの塩がちょっと少ないかなあと2008年1月に記したレシピに若干の修正が必要かもしれませんが、おいしくできました。
築地で買ったいい昆布、どんこだと前日の仕込みからかなり香り立っていい感じです。
〔2011年1月2日〕
1月2日にも作りました。こんなにおいしい食べ物は他にないかもしれません。
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「B&W 805Diamond」
先日、トレッサ横浜に入っているノジマ・オーディオ・スクェア横浜で契約したオーディオセットが家に届きました。18:00からスタッフが家に来て組み立ててくれました。
私の部屋は狭いのに、予想以上にラックが大きくて、CDを並べている棚まで使用しての設置となりました。結局、2時間かかりました。
試聴した時から、パワーアンプを一番下に置くとか、ラックを使うとか、そういう違いに拘るかどうかなんですよということを聞いていたのでプロに設置してもらうのは有難かったです。
ゴールドムンドのアンプとLUXMANのCDプレイヤーでB&W805DIAMONDを鳴らします。805Dのこの黒いタイプ(ピアノブラック)は人気らしくて現在納期は5か月要するそうです(木目なら即納可能)。私は総額を下げたいことと店側の提案もあり、展示品を購入しました。
いやぁ凄いです。こんな物が自分の目の前にあるなんて興奮です。当分、このセットで多くのディスクを聴き直すことになります。
数時間聴いただけですが、とりあえずの印象です。安いオーディオでもよく聞こえる「デビー・フォー・ワルツ」ですが、ベースの音がよりリアルに出ます。ビン、ブンと。「JACO PASTORIUS」は別世界です。もともといい音でしたがクリアの極みです。このセットはベースはリアルに表現するようです。
試聴の時もそうでしたが、クラシック音楽は立体的でそれぞれのパートが場所場所で鳴っているような感じがします。左右上下までの立体感、目の前で演奏している実際の音イコールとまでは言いません。ただ、おそらくオーディオで再現できるかなりのところまで来ていると思います。このセットのサウンドを評して言ったのかどうか忘れましたが、スタッフの「コンサートホールで最前列ではないけれど、10列目より後ろの席で聴こえるいい音」、確かにそんな感じかもしれません。
ジェシー・ノーマンのザルツブルク音楽祭での愛の死を繰り返し聴いているのですが、これまで聴こえなかったいろんな伸びや残響が聴こえるようです。オーディオが自分の聴く容量を広げてくれるのかもしれません。これからが楽しみです。
それにしても30万円を190万円まで上げてようやくレベルアップを実感できました。オーディオ地獄と読みますが深入りすると大変です。
いろいろと聴いていますが、このセットの良さは大音量でより発揮されます。乗ったことありませんが、ポルシェを運転する快感は80kmではなくて200kmで飛ばしている時に感じられる(のだろう)ことと同じなんでしょう。ゴールドムンドをエンジンとしたこのセットがリマスターやSACDのクリアな音をくっきりと表現します。これは堪りません。
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今年の1枚/1冊/1本/1皿/1泊/1局
今年は趣味の面では久しぶりに充実した1年でした。念願のAC/DCのライブ、ウィーンフィルのコンサートへも行けましたし、懐かしい一皿を再食できたし、いろんな新しい出会いもありました。簡単にそれぞれのジャンルのナンバー1を選びたいと思います。
〇クラシック音楽
コンサートでは当然ウィーンフィルのブルックナー9番ということになる訳ですが、ディスクであれば、カラヤンの1977年東京ライブ。ティンパニの音を探求するきかっけになりました。
〇ロック・ポップ・ジャズ
これは大阪の京セラドームでのAC/DCのライブ。最高という言葉ではあの感動を言い尽くせません。幸せな時間だった。あんなに痺れたのはプリテンダーズ以来でしょうか。
ディスクではあまり思い浮かびません・・・あまり思い浮かびません。ロック・ポップ・ジャズはずっと聴いていますが、今年は好きなミュージシャンの新作はなかったような。また、昨年のように新規開拓はあまりしませんでした。
〇本
「戦艦大和ノ最期」です。今更知った戦時の若者の苦悩、悶絶。衝撃、慟哭の記録です。
〇漫画
「宮本から君へ」です。これは熱かった。同じ新井英樹の「ザ・ワールド・イズ・マイン」を今読んでいるのですがこれもブッタマげる大作です。
〇映画
観た数も少ないので、エヴァンゲリオンの新劇場版「破」か「トイストーリー3」か「ノルウエイの森」です。今、改めて村上春樹の原作を読んでいますが、ああこういう物語だったなあという驚きの連続です。直子は菊地凜子とは違うかもなあといろいろイメージを膨らませながら読み進めています。エヴァも後を曳きましたが、1本を挙げるならノルウエイの森でしょうか。
〇宿・ホテル
兵庫県北部、竹野海岸の「竹涛」です。ぴりぴりする高級旅館よりこういう緩い旅館の方が心からリラックスできます。食事も最高でこれ以上、何も望みません。
〇将棋
今や音楽、本・漫画と並んで楽しみなのが将棋です。今年は公開対局も観たし、11万円もする駒も買ったし、タイトル戦のネット中継(考えてみるとほとんど無料というのも凄い、うれしいことです)は欠かさずに見て並べています。梅田望夫氏の本も面白かったです。
年間で一番印象に残っている一局となると内容もさることながら雰囲気、重みも含めると注目度抜群の名人戦第一局となります。羽生名人のストレート防衛で結果は一方的でしたがやはり最高の舞台です。今期の順位戦も佳境に入ってきて誰が3月のライオン王になるのか、ワクワクします。森内九段、谷川九段、渡辺竜王の誰かか。郷田九段、三浦八段の逆転はないか。
〇食事
5月23日は香川でさぬきうどんを食べていました。半年前まで岡山にいたなんて今となってはピンときません。「てっちゃん」や「しんせい」のような店で休日の昼食、多くのメニューの中から自由に選んでお腹いっぱい食べる。そんな幸せが香川にはあります。
京都では念願の有名隣接店、「新福菜館」本店と「第一旭」本店とでラーメンを食べることができました。徳島ラーメンの「大孫」もうまかった。
横浜に戻ってきてからは「夢民」、「有昌」、「アンドリューのエッグタルト」など懐かしい店の逸品。新規店では「南京亭」でしょうか。「鳥藤」、「オーボンビュータン」のカヌレも印象に残っています。食事は充実しすぎて選び難いです。どれかなら回数で「南京亭」です。
日吉のいい店、うまい一皿は・・・「HUB」(慶応協生館)のギネス、「王府」の肉チャーハン、「どん」のラーメン(?南京亭を知った後は既存のラーメン店の評価が急落してよく分からなくなってますが)。取り上げてはいませんが、「とよからあげ」の持ち帰りから揚げもおいしいです。
〇ワイン
レオヴィルラスカーズ、コスデストゥルネル、グリュオラローズなど。ラスカーズもコスもよかったですが、グリュオラローズ2000年のあの香り。忘れられません。
〇その他
新しいオーディオセットが明日、我が家にやってきます。それにしてもSANSUIのアンプ、CDプレーヤーとスペンドールのLS3/5Aにはお世話になりました。15年以上に亘り素晴らしいサウンドを響かせてくれました。一旦、屋根裏で休養してもらい、いつか娘か息子が自分の部屋で音楽を聴きたくなった時に新しいCDプレーヤーやチューナーと一緒に蘇らせます。
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「ゴールドムンド Metis2 / Metis3」
年末にもの凄い買い物をすることになりました。
きっかけはCDプレーヤーの読み取り部分がおかしくなったことです。バネがいかれたのか3~4年前の修理以来2度目の故障です。15年近く前に購入したSANSUIのアンプ、CDプレイヤーにスペンドールの小型スピーカーを繋げたセット(買値30万円くらいだったか)で聴いていて気に入っているのですが、2度目の故障となると買い換えてもいいのではという気分になってきました。
とりあえず大型ショップに行き、三点で50万円くらいになるセット(マランツ+B&Wなど)を聴いてみたのですが、現行とはっきりとした違いが感じられません。今聴いているスペンドールのLS3/5Aというのは名器とされているらしく(現在の代理店のHPにもそうコメントされています)、ものすごく音がいいのでこれは予測できました。
やっぱり見送りかなあと思っていたところ、スピーカーそのままでアンプとCDプレーヤーを換えたらいいんじゃないかという思い付きでまた専門店に出向きました。
スタッフに現在のオーディオをとても気に入っていることを伝えると、とりあえず聴いてみてくださいと言われたのが次のセットです。
スピーカー B&W 805SD (定価60万)
アンプ LUXMAN 507u (定価40万)
CDプレーヤー LUXMAN D05 (定価32万)
スピーカーは特別な思い入れがないのであればB&Wが万能、アンプ、CDプレーヤーはLUXMANがSANSUIの雰囲気に近い(いい意味での緩さがある)、3点のバランスも必要とのことです。
試聴したところ、確かに音が良くて自然でクリアな音がするなあと思いました。ただ、びっくりするようなサウンドではないかなあ。そのくらいにSANSUI-スペンドールは30万円のわりには驚異的サウンドです。ただ、自宅の密閉空間だとまた違うんだろうなあと納得していました。
妻に買い換えたいことを白状してお願いしたところ何とか了解を得られました。そこで、最終的に上記3点で良いかを確認するために専門店を再訪しました。
専用の試聴室にセットしてもらい、持参したCDを聴きます。同じクラスのスピーカーやアンプに換えてもらいながら聴き比べます。いい音なので正直違いが分からずに迷っていたところ、どういう音が好みか2~3のキーワードをもらえないか訊かれたので、絹のように繊細な弦にゾクゾクしたいような感じだと伝えると、ちょっと値段が違うのですがと前置きして、ゴールドムンドのプリアンプとパワーアンプを持ってきてくれました。私はプリとパワーの機能の違いは分かりませんが、別々の方が直接音源を取るなどの理由で音がいいとのことです。
ディスクはいろいろ試していたのですが、最後はシノーポリ指揮ウィーンフィルの「シューマン交響曲第2番」の冒頭で比べていました。Metis2、Metis3で鳴らしたところ、ああ、これ、ゾクゾクする艶やかな中音域、これです。実は上記の3点セットは100万円超ですが心からこれだと感激できた訳ではありませんでした。もうこれで満足すべきなんだろうなという自制心が働いていました。ただ、一抹の不安が・・・100万円以上出してそんなに音が変わらないと後悔地獄だなあ・・・と。
これいいですねーとスタッフに伝えると、そうであればこのアンプに見合ったCDプレーヤーにということで同じLUXMANのD06に変えてくれました。いやー凄い。音楽の質が別世界です。これを求めていました。どうせ買い換えるのなら現行の延長線上ではなくて別次元の音。「最後は酔えてナンボです。オーディオってそういうもんです。」とスタッフに言われていてそうだよなあと感じていたのですが、正に酔えました、納得の音。
改めて、ポリーニ/ベーム/ウィーンフィルのモーツァルトのピアノ協奏曲23番やデビーフォーワルツやイーグルスライブなどを鳴らしてみましたが、痺れるような艶っぽくてリアルな質感です。
スピーカー B&W 805SD (定価60万)
プリアンプ GOLDMUND Metis2 (定価58万)
パワーアンプ GOLDMUND Metis3 (定価47万)
CDプレーヤー LUXMAN D06 (定価53万)
定価計218万円です。これは大変なことになったなあ・・・。ケーブルやラックが重要なのも読んでいたのでそれも含めて試算してもらいました。妻には包括的に120万円でということで了解を得ていたのですが・・・200万円超えるとちょっとなあ・・・すると、190万円でした。少しほっ。それでも中型車並みです。スタッフに妻に相談しないと何ともいえないので持ち帰りますと告げました。
(いろいろありましたが)何とか妻の了解を得られました。結婚以来、そんなに高いものを買っている訳ではありませんし、車も10年経ちましたが気に入っていてあと5年は乗るつもりです。CD3000枚以上あって音楽鑑賞は最大の趣味のひとつ。買わない人生もあるけど、節約して我慢して一体何のために生きているのか分からないとかごねると妻は折れてくれました。
年内、今週の29日か30日にスタッフが自宅にセッティングしてくれることになりました。
自宅に帰って、改めて現行のオーディオで聴き直しているのですが、最新の痺れる音を聴いた後でもやはり凄くいい音がします。このSANSUI+スペンドールLS3/5Aはバケモノなのかもしれません。バケモノに出合えた幸せです。
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