夜、少しつよくなった風の音をききながら、あすの脱穀作業のことを想っています。
のどかな春の田んぼに種をおろして七カ月、一粒の籾からたくさんの実りをいただくことになりました。
田植えや夏草刈、秋の稲刈り・・、季節とともに、稲の成長とともに過ごした時間がなつかしくうかびます。
それは、とてもゆたかな日々として私のなかに息づき、奏でられ、明日への糧となってゆきます。
12月は稲作のひとめぐりが完結し、感謝の想いのなかで迎えています。
あしたは讃美歌を口ずさみながら、稲ワラを田んぼにふんわりとかえして冬仕度をしましょう。