私の母は花や木が大大大好きです。
晩年にはじめた舞踊の仕事もぴったりなのですが、
一番好きなことは・・とたずねると、お花を生けることだと言います。
いつも 歌うようにお花を生けて しあわせいっぱいという感じ・・。
聞けば、中学生のころから生け花を習っていたのだそうです。
材料集めも自分たちで野山に木の小枝や野花を摘みに行っていたのよ、と言います。
それはそれは楽しかっただろうなあ、と想像します。
お庭の花や木のことは 今まですっかり母にまかせていましたが、
これからは一緒にその楽しみを分かち合えたらと思うようになりました。
シャクナゲは母がお友だちからいただいたものです。
なんという美しさ・・・・・。
この色合い、やわらかさ・・・・、うっとりしますね~。
シャクナゲ色にたそがれる 遥かな尾瀬 遠い空・・・・・。
「夏の思い出」の歌詞がすぐに浮かびます。
歌いながら うすピンク色の空を想像しては うっとり・・・。
地球は宇宙の花園、ほんとうに美しい星ですね。
みんなで大切にしたいです。
ライア教室を開いているリビングに 一輪飾りました。
シャクナゲ色の音が ふんわりと舞う午後になることでしょう。