初夏のひざしがまぶしい五月の終わり・・
奈良の自然農実践家
川口由一さんをお訪ねいたしました。
まずお米の苗床を見せて頂きました。
天に向かってまっすぐに伸びる
やわらかな黄緑色の苗たち・・
すこやかな光を放っています。
小動物や鳥から守る木の枝も美しく、
ゆったりとした間隔で
丈夫に育っていました。
自然農歴三十数年・・
豊かな川口さんの田んぼでは、
晩生種と中生種は50㎝×50㎝、
早生種は50㎝×45㎝、
いずれも一本植で
田植をされるそうです。
苗床もそれにふさわしく
一本一本のスペースをゆったりとられ
しっかりと育てておられるのだなぁ、
と感じました。
三輪山をバックにお写真を撮らせていただきました。
自然に沿った暮らしをされておられる川口さん、
穏やかな笑顔です。
うしろ、黄金色に光っているのは麦です。
こちらは水田の一部を畑にされた畝です。
ジャガイモがすこやかに育っていました。
薄紫の花を咲かせています。
うつくしい氣を発していますね。
田んぼを畑にする時の方法や
排水の工夫なども
教えてくださいました。
さて、こちらは温床です。
いろんなお野菜の苗をここで育てられ
畑に移植されるのだそうです。
温床でサツマイモが元気に育っていました。 ↑
そして田植え前に収穫の麦。
可憐な姿です。
今年からふたたび
お米の裏作として
麦の栽培を始められたのだそうです。
水田のお隣の畑では
いちごが赤い実をつけています。
とれたていちごのおいしさは格別ですね。
甘酸っぱい天然の味です。
自然農のいちご
畑でいただきました。
そらまめもぷっくりと実っていました。
五月の青い空
清らかな風
美しいいのちのいとなみ
玉葱や菜花が種をつけています。
うっとりするほど
優しい風景ですね。
自然農 そして
芸術のお話しに心はずませた奈良の旅、
今回は川口さんのスケッチブックも
たっぷりと見せて頂きました。
そのお話しはまた後日にと思います。
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その2に続きます。
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