自然農をはじめ、宇宙自然界、そしていのちの世界のすばらしさを喜びとともに授けてくださった川口由一さんが、今月6/9にお亡くなりになられました。
出逢いからお別れまでのかけがえのない26年間のたくさんの思い出が色濃くよみがえり、もうお会いできない、お声をきくことができない悲しみにつつまれています。
お別れの日には、奈良の川口さんのご自宅で最後にお会いすることができましたが、離れがたし、さようならを言い難しでした。
最後のお電話で交わしたお約束は、予てから何度もおっしゃられていたのについにお会いすることができず、間に合わず、果たせずで、それが申し訳なくて悔やまれています。
悲しみの涙はなかなか乾きませんが、いつかお約束を果たしたいと心に決めました。
絵と文 川口由一さん
お別れの日に、川口さんの長男さん 長女さんとおあいでき、お話ができたことは、ほんとうにありがたく心から感謝しています。
その時、いただきました『自然農と漢方といのちに添って』のご本は、近日発刊の古方漢方の導き書である川口由一著『傷寒論を読む』を準備されるなかで立ち上がり、2023年1月31日に発行されています。その裏表紙の絵がとても優しくて、川口さんの人生の完結がそのようであられたのだろうなぁ、と心が穏やかになりました。
少しずつ私も前をむき、いただいたすべてを糧にすることのできる自分に成長したいとの想いがふくらみはじめ、自然農、漢方、芸術の学びを深めてゆきたいとあらためて思っています。
自立の時を自覚していますが、それでもやっぱり、夢でお会いできますようにと毎日天にお願いしています。願えば叶う・・、かな。
八木真由美
先に裏表紙の絵をご紹介いたしましたが、こちらがお米の開花交配のお写真の表表紙です。自然農や漢方にはじめて出会う方にもとてもお薦めのご本です。🍀
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