自然農稲作教室 2021.9.5
お米の開花交配期をむかえる9月
9/5 稲作教室の実習日でした。
秋の陽ざしにかがやく実習田の稲たち
すこやかに美しく成長しています。
穂を近くで見ますと
白い小さなお花が咲いています。
お米は風で受粉する風媒花です。
こちらは古代米の黒米です。
早生種ですので一足先に
結実への営みをしております。
↓
実習の前に
田んぼの周囲をぐるりと回り
稲の様子をご覧いただきました。
開花交配の様子をはじめてご覧になり
感動される方も・・。
わたしも自然農のお米づくりは
20数年になりますが
おとずれる季節の営みを
いつも新鮮な気持ちでむかえています。
さて、今回の実習は、田畑周囲の畦&
大豆を育てている畑の草刈りです。
今年の8月は水の恵み多く
草の成長も著しいです。
このように草が豊富にあるということは
ほんとうにありがたいことです。
水や空気を浄化してくれますし
虫たちが安心して生きる場所ともなります。
また、畝の乾燥を防いでくれますし
さらには、刈って敷いておけば
作物を育ててくれる養分にもなります。
すばらしい草の働きですが
作物が覆われてしまわないように
日当たり、風通しをよくするためにも
一ヶ月ぶりに
さささっと草刈りをいたしました。
草刈り後の大豆畑です。
↓
畦は基本的にはこまめに草刈りをいたします。
田畑の作業をするために歩く場所ですし
隣の田畑との境界でもあります。
そして、刈った草は畝に入れるようにしています。
手作業を基本とする自然農では
草刈りはノコギリガマでいたします。
和気あいあいとよい時間です。
自然界に無駄なものはなく
それらを慈しみ活かすあり方が
自然農でもあります。
畦もすっかり爽やかになりました。
実習、おつかれさま&おたのしみさまでした。
次回の稲作教室は
9月26日です。
しだいに色づきはじめた美しい稲たちに
出会えることでしょう。
自然農稲作教室 倉敷
八木真由美
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