にこやかな川口さん。
自然農実践家の川口由一さんを訪ねて 奈良に行ってきました。
今回は長女とふたり プライベートな日帰りの旅です。
まずは天理市布留町の石上神宮にて ごあいさつをしました。
これまでの感謝をお伝えし これからの生き方を聞いていただく・・・、
そのような時になりました。
こちらの神社は 山の辺の道の中間地点のようです。
北に行けば奈良へ、南に行けば三輪、桜井までおよそ35kmの道程だそうです。
いつかかならず歩いてみたいです・・・。
石上神宮に はじめてお参りしたのは 10年前。
漢方の学びに 奈良を訪れた時のことです。
「医術」の神様もまつられておられる、ということで
とくに心ひかれる場所になり その後も何度か・・・。
いつ訪れましても 印象は・・・、
『竜宮城みたいだなぁ~』と感じるのです。
木漏れ日が ゆらゆらとして 海のなかにいるような
そのような 気持ちになります。
不思議ね。
境内には 鯛やヒラメではなく ・・・・
天然記念物の長鳴鶏がのどかに歩いていました。
御神木に ごあいさつです。
そして いよいよ三輪山のふもとに・・・・。
川口さんにお会いしてきました。
自然農を実践されて35年と御伺いしました。
その間 一度も耕されることなく 自ずからのいとなみに添われ
お野菜やお米を 栽培されています。
もくもくすこやかな人参葉・・、
美しいなぁと見入っていますと
夕陽が山際できらめいていました。
自然農のやわらかな空間・・・・・、
妖精になって お野菜の葉影で暮らしたいなぁ~と思ってしまうほどです。
美しく 豊か・・、そしてとても心地よい気に包まれています。
自然界の彩りと 川口さんの彩りが 円やかに調和していますね。
写真からもその雰囲気が伝わってきます。
畑のザクロの木です。
足元には 冬野菜が芽を出していました。
とうがらしの実を摘んでくださる川口さんと 新鮮な香りにうっとりする長女です。
久しぶりに 田畑に立たせていただき 川口さんのおうたが心に広がります。
『天のつくりし花園に 人と言う神に咲きて巡らん 川口由一』
光あふれる佳き秋の一日となりました。
ありがとうございました。
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