君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

川口由一さん 自然農田畑 2019年 5月

2019年07月04日 | 自然農川口由一の世界

2019年 5月中旬 

川口由一さんの自然農田畑をお訪ねいたしました。

今回は麦をぜひ拝見させていただきたくて

心はずませ 岡山から奈良へ。

 

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お元気な川口さんにお会いできてうれしいです。

そして田畑をご案内していただきました。

 

畑のムラサキツユクサの横で・・、川口さん。

 

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田んぼの北側に

風にゆれる麦が見えます。

背の高いライ麦です。

五月の空の元 やさしい姿ですね。

 

 

背が高いですが

茎はとてもしっかりとしていて

すぅっと美しく立っています。

 

三輪山を背に並ぶライ麦。

きれいです。

 

 

こちらは、手前が小麦です。↓

 

 

↓ 向って左に小麦 右に大麦です。↓

 

 

大きな穂がついているのが大麦です。↓

 

 

大麦を近くから撮らせていただきました。↓

 

 

川口さんは麦もお米と同じように苗床で育てられ

移植される方法をとっておられます。

冬草に負けないように 

一本植えでしっかりと育っていました。

 

麦を見せていただいた後、

お米の苗床を拝見いたしました。

 

 

籾が芽を出し

健やかに育っています。

今年はオケラ対策として

籾を蒔いて覆土後に草は細かく切って土が見えない程度に被せ

雨が降らない日はじょうろで水やりをする方法をとられていました。

 

 

そして、なんだかすてきなものが・・、

畑と田んぼの真ん中あたりにあるではありませんか。

葦簀で日よけになる休憩場所を

手づくりされておられました。

作業の合間にくつろぐには最高ですね。 

 

 

暑さよけになり 風通し抜群

少々の雨ならしのげますね。 

私はすっかり気に入ってしまい

作り方も教えていただき

実はお写真もいろんな角度から

たくさん撮らせていただきました。

 

 

南を向けば三輪山

お米の苗床や麦を眺めることができます。 

 

 

北を向けば 畑の様子が見えます。

なんてすてきなのでしょう。

ときめきます。

 

さらに支柱の足元には朝顔の種を

蒔いておられるそうです。

その涼しげな風景が目に浮かぶようです。

夏が楽しみ、風情がありますね。

 

畦にはクローバーが自生していました。

のどかでゆったり、

自然にそった生き方はほんとうに豊かで

しあわせな気持ちでいっぱいになります。

 

 

葦簀の中でさわやかな風に吹かれながら

いろんなお話しを聞かせていただき

心に深く感じるものがありました。

 

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さて、こちらは果樹のある畑です。

入り口ではいつものように

こぼれ種で育ったゴボウが出迎えてくれました。

耕さず 無農薬 無肥料の自然農のゴボウ

森のような世界にうっとりです。

 

 

そして、やわらかな緑が美しい

五月の畑がふんわりと広がります。

種取り用の人参が残されていますね。

 

 

その隣には同じく種取り用に

大根でしょうか・・。↓

 

 

若い柿の木が育っています。

 

 

その柿の木のむこうにはグミの古木があり、

その足元に、ささげ豆を降ろされています。

グミの木に登ってゆくようにされていますね。

 

 

その向こうの畝には

ニンニク、菊菜、人参などが並んでいました。

 

 

春菊もたくさんお花を咲かせています。

 

 

ひと際目を引くクレマチス。

写真ではその美しい色を

再現できないなぁと感じました。

 

 

もっともっと美しかったのです。

 

 

こちらは果樹の木の下のフキです。↓

豊かですね。

 

 

そして、ミツバチの巣箱が置かれていました。↓

 

 

お野菜と果樹花木がめぐる季節とともに 

一年中 美しい妙なる畑です。

 

 

ライラックの樹とツユクサの群生。

 

 

「ライラックに花の芽がついているでしょう。」と川口さん。

ライラックはリラともよばれていて、

私はリラという響きもライラックのお花も大好きで

いつか川口さんの畑に咲いているライラックに出逢いたい、

と毎年思っていますが、まだ実現していません。

来年こそは・・・。💕

 

 

2015年から ブログで紹介させていただいてきました

川口さんの田畑ですが、

まる四年の月日が巡り、おおよそすべての季節に

足を運ばせていただいてきました。

(ライラックの咲く頃を残していますが。)

 

この間に 学ばせていただいたこと多く

また、川口さんの田畑は心のふるさとのようになつかしく

親しみを抱くようになっています。

 

通わせていただくたびに、新しい試みにも挑戦されておられ

その意欲的な日々にふれさせていただきました。

 

80歳になられます現在は、

田植え、稲刈り、脱穀の日には

川口さんより赤目自然農塾にて学ばれ

指導者としての役目を担われている方々で

中村さん 余語さんご夫妻 小倉さん

佐藤さんご夫妻 中野さんご夫妻に、

日々の農作業では小島さんに

お手伝いをしていただいているそうです。 

 

 

また、田畑の見学をさせていただく折々に

インタビューにも快く応じてくださり

宇宙のこと、芸術のこと 人としての在り方など

貴重なお話しを伺うことができました。

ありがとうございました。

 

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自然農川口由一の世界 ブログ記事(68)

自然農田畑をお訪ねして

インタビュー記事

芸術作品  等々、

2015年~2019年 掲載中です。

 

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