自然農稲作教室 二月
稲木や支柱につかう竹を切りに行きました。
それほど広くはありませんが
我が家に竹林があることをありがたく思います。
稲刈りの後に
稲を天日干しにする際に使う稲木は
長くて太いものを準備します。
天に向かって真っすぐに伸びた太い竹を
数本選びました。
そして、その稲木を支える支柱の竹は
やはりしっかりとしたもので
190㎝ほどの長さに切りそろえました。
畑でつかう支柱用には
比較的細めの竹を選びました。
長さも160㎝ほどで揃えました。
山での作業に慣れている方もおられますが
初めての方も
楽しんでいただけたのではないかと思います。
枝をはらい、数本を束ねて納屋まで運びます。
竹は雨に濡れないように保存しておきます。
長いものは軒下に通して収納しておきます。
竹取りの後
稲作実習田にて
二月の田の様子を感じていただき
来月には苗床の準備をいたしますので
各自の実習畝を決めていただきました。
昨年、脱穀後にふりまいておいた稲わらも
ずいぶんと田になじみ
その隙間から冬草が美しい緑を見せています。
それぞれの実習畝が決まると
これから始まるお米づくりへの想いを
ふかふかの田んぼに立たれて
それぞれに感じられたのではないかと思います。
そして 午後から
麦クラスのみなさんは
麦周囲の草の手入れを行いました。
と、言いましても
麦は順調に育っており
ほぼ、草は問題にならず
さささっと大きなものだけを
麦の根を傷めないように除きました。
刈った草はその場に敷いておきます。
11月に種を降ろして後
三か月ぶりの実習となりました。
今回は畦のモグラの穴をふさぐなど
畑の環境を整える作業もいたしました。
春のようなやさしい風の吹く
穏やかな一日でしたので
実習のあとは田の畝に腰をおろして
自然農のお話や皆さんの近況なども
聞かせていただくことができました。
この時期の元気な麦の姿は
明日への明るい希望を感じさせてくれるようですね。
さて来月は、山では鶯がさえずり
畔には春の草花が咲き
みなさんも春のいのちとなり
田畑につどわれ
お米の苗床づくりや麦の成長を
楽しまれることでしょう。
自然農稲作教室 2021.2.21
八木真由美
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