自然農
川口由一の世界
川口さんが、多くの困難を乗り越えて自然農を続けることができた、ある価値観とは・・。
真(まこと)なるものが僕の力になる
善なるものが僕の力になる
美なるものが僕の力になる
真贋 美醜 善悪において
贋なるもの(にせもの いつわり)は僕の力にならない
醜なるものは僕の力にならない
悪なるものは僕の力にならない
真であり善であり美であることが、
生きる上で大きな力になるのだ、
すごいエネルギーになるのだ、
と思います。
自然農は真(まこと)の在り方でしょう。
いのちの世界、自然界から外れていないでしょう。
人にとって安全なものを作るというのは、正しい在り方でしょう。
それに付加価値をつけるのではなくて、お金儲けの農業ではなくて、正しく食料を作るというところで、これは善なる在り方ですね。
あるいは、
人としての美しい在り方でしょう。それ故に、そのへんのところでの確認があるので、僕は続けられたのだと思います。
今日の問題を根底から変えることのできるものは、真であり善であり美であると思います。それが今日の常識だとか過ちだとか曖昧さだとかを解決するエネルギーになる、それが最も大きな支えになる、とつくづく思いますね。これはすべての人に通じる答えで、ここにしか人類の平安はないと思います。
おことば 川口由一
■自然に沿った農 いのちの農 自然農。おのずからしからしむる営みに沿った農は、人としての生き方を問わずして真に取り組めるものではない。元より真なる善なる美なる自然界を舞台にして、人のいのちを育むにおいて、これほどまでに農の本質に叶った在りようが他にあるだろうか。わたしはその魅力を魂レベルで深く感じ続けており、一理あっても真理ではないものに微塵も心が揺れることはない。それは自然農における真善美の在り方が私の力になり続けているからだ、と思う。
八木真由美
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