座敷席が出来てから、クアトロで目立ったのは今年の夏も子供連れのご家族が多かったこと。
クアトロに来ると子供達は、店内中央にある生ハムに気を引かれる。
「パパあれ何」 生ハムだとパパが教えるのだが、生ハムがかたまりになって、しかもそれが足の形と云うのは驚きだ。
そして、クアトロの父は子供達の熱い視線を浴びながら得意げに生ハムを切る。
これが生ハムなんだぞ、スーパーでパックになっているのが生ハムだと思ってはいけないぞと主張するのだった。
「クアトロの切り立ての生ハムは美味しいだろう、またパパやママにお願いしてクアトロに来るんだぞ」と、食育するクアトロの父だった。
「パパあれ何」 次は、パルミジャーノに興味が移る子供達だ。