ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

日本酒の物語~水芭蕉純米吟醸

2022年11月01日 | お酒の話

以前に、群馬県川場村にある永井酒造を訪れた。
永井酒造は“水芭蕉”という日本酒の蔵元だ。
青リンゴを思わせる爽やかな風味は、クアトロの魚料理やフレッシュチーズに良く合う。
この川場村は大和武尊の名前をもらった武尊山(ほたかやま)の梺にある。
村には山からの雪解け水を集めたいくつかの小さな川が流れ、その小さな川が集まり利根川の大河となる。
永井酒造の敷地には、武尊山からの伏流水が湧き出ている。
その水は酒造りに理想的な軟水。
まずは美味しい水と恵まれた自然がありき。
それら地の利を活かし、昔ながらの伝統をも重んじつつ、近代化を進め新しい日本酒の境地を開こうとしている蔵がこの永井酒造である。
すっかり水芭蕉がお気に入りになったクアトロの父である。
そして、この蔵のベーシックなお酒“純米吟醸”がクアトロに入荷。
水芭蕉ならではの青リンゴやラフランスのようなフルーツ香に、複雑さのある味わい。
あの日の、熱い思いを語ってくれた工場長の顔を思い出す。

※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、定休日になります。


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