ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワインの物語~ヴィラ・アンジェラ・シャルドネ

2022年02月18日 | ワインの話

ワイン通ともなると白ワインのシャルドネを敬遠する。
ABCという合言葉さえある。
Anything But Chardonnay=シャルドネ以外のものを飲ませろという意味である。
白ワインといえばシャルドネがあまりにも一般的でシャルドネはワイン通が飲むものではないという意味だ。
クアトロの父もワイン通ぶっているのか、クアトロのワインリストにあまりシャルドネは使わない。
樽熟のシャルドネはクアトロの魚料理に合わせづらいという理由ではあるが、シャルドネ以外にも個性のある白ワインがあるのだぞという思いもあるのは事実だ。
しかし、イタリア・マルケ州の“ヴィッラ・アンジェラ・シャルドネ”は、樽熟をしないシャルドネで、それでいてコクのある味わいにはビックリ。
アンジェラさんが、ブドウの粒を選んで収穫し、丁寧に熟成させたシャルドネで、トリプルアクセルを使わなくても高得点のようなワイン。
堂々と魚料理に合わせたいシャルドネ、グラスワインで販売中。

※本日の夜の営業は、都合により休ませていただきます。

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ワインの物語~マイケル・デヴィット・ワイナリー

2022年02月17日 | ワインの話

マイケル・デヴィット・ワイナリーは、カリフォルニア・ローダイ地区のこだわりのワイナリー。
マイケルとデヴィットの兄弟で運営しているワイナリーだが、元々はナパのワイナリーの下請けだった。
彼らの作るブドウがナパでは、カルトワインになっていた。
ローダイ地区もカリフォルニアのアペラシオンとして指定されるとマイケル・デヴィットも自らワイン造りを始め、現在ではローダイでカルトワインを造る注目のワイナリーである。
このワイナリーのワインのボトルの裏には、“ローダイ・ルール・シール”なるものが付いている。
このローダイ・ルールとは環境保全型ワインの生産者を認定するもの。
ローダイ地区のブドウを100%使い、そのワイナリーで圧搾・生産することだけでなく、環境や地域社会への福利厚生に配慮したワイナリーを第三者機関が審査し認定したもので、これからのワイン造りの手本となる作り手と云える。
このマイケル・デヴィット・ワイナリーより、カベルネ・ソーヴィニヨンによる、濃厚な果実味を持ちつつ味わいのバランスに優れた“フリークショー”と云う赤ワインがクアトロに登場。
サーカスのストロング・マンが、力強くバランスよくローダイを持ち上げているエチケットが、このワインを表現している。
このローダイのフリークショーに初めてサーカスを見た少年のように、わくわくさせられたクアトロの父だ。

※本日の夜の営業は、都合により休ませていただきます。

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ワインの物語~ローズブラッド

2022年02月16日 | ワインの話

輝くような淡い色のロゼワインを飲んだ。
グルナッシュ、サンソー、ティブランの見事なコンビネーションから造る魅惑的なロゼ。
個性的なミネラルのフレッシュさと、グレープフルーツ、ライチを含み、まるで花束のようなすばらしい芳醇な香りらくる演技点は高い。
このロゼはセニエ法で造ってる。
セニエ法とは、血抜きという意味。
タンクに移した赤ワイン用のブドウを、それぞれ時間を分けて抽出する。
グルナッシュがまろやかさを、ティブランが色の鮮やかさを、そしてサンソーが果実と新鮮さを与え、全体で素晴らしい構成点をたたき出している。

※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、クアトロの定休日になります。

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聖バレンタインの後日~メンドーサの黒ワイン

2022年02月15日 | ワインの話

バレンタイン後には、二通りの男子がいる。
チョコレートの美味しさを知ってしまった男子と、チョコレートなんて興味がないと云う男子だ。
その二通りの男子におすすめのワインがある。
アルゼンチンは、メンドーサの黒ワインと呼ばれる「マルベック」だ。
クアトロの父は、このメンドーサの「アンデルーナ・マルベック」をおすすめする。
マルベックと云うブドウ品種は、タンニンが多く果皮が黒く、出来上がるワインも色が濃く、黒ワインと呼ばれている。
甘い口当たり、熟したタンニン、長い余韻があり、このバランスのとれた女子スピードスケート団体追い抜きのような魅力は、、チョコレートの美味しさを知った男子にも、チョコレートに興味が無い男子にも、おすすめだ。
クアトロの父は、このところ一人で夜中にこのマルベックを飲んでいる。
チョコレートより、このワインの方がいいさと、バレンタインには興味が無いふりをするクアトロの父だ。
そして、アルゼンチンは、世界で五位のワイン産出国であり、そのアルゼンチンの中で高級ワインを産出するメンドーサ。
そのメンドーサの中でも、“アンデスの月”という名前のアンデルーナのワインはおすすめだ。
バレンタイン後、バレンタインの思いをこのワインに込めて飲むのも良し、バレンタインよりも、このワインだと飲むのも良しである。

※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、クアトロの定休日になります。



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聖バレンタインの夜~カラスミとエッダ

2022年02月14日 | 個人的な話

人は恋に落ちると心臓がドキドキするものだ。
また逆に心臓がドキドキするような所で異性と出会うと恋に落ちることもある。
映画「スピード」でもキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックはあらゆる危険を乗り越えた後、恋に落ちる。
「危険を乗り越えたカップルは結ばれると云うわ」みたいなセリフが合った。
これは、クアトロでも応用できるテクニックである。
たとえば、今日聖バレンタインの夜にデートならば、クアトロのプレミアムパスタ「自家製カラスミのペペロンチーニ」を注文する。
運ばれてくると、パスタがたっぷりのカラスミで黄金色なのにドキッとする。
食べるとその美味しさにさらにドキッとする。
ここで後一押しがワインである。
クアトロの父の勧める「エッダ」という白ワインを注文しよう。
その華やかな風味にドキッとする。
カラスミのコクのある旨みとこの魅惑的な白ワインの組み合わせでドキドキしないほうがおかしい。
すると、彼女もしくは彼氏は向かいに座るあなたに恋をしたかのような錯覚をするものである。

※本日の夜の営業は、まん延防止対策による時短要請により
 夜、8時お料理のラストオーダー、最終入店
 8時50分完全閉店とさせていただきます。
 お酒の提供は8時30分までとなります。
 また、1テーブル4名さままでのご案内となります。
 ご理解とご協力をお願いします。

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