ドアの向こう

日々のメモ書き 

むらさき露草

2007-06-13 | アートな時間
 
         
         二番目に言いたいことしか
         人には言えない       
         一番言いたいことが  
         言えないもどかしさに
         耐えられないから
         絵を書くのかも知れない
         うたをうたうのかも知れない
        
         それが言えるような気がして
         人が恋しいのかも知れない

                   「むらさきつゆくさ」   星野富弘
 
 

 絵は見たようにではなく 心で描くのだなあ と改めて思います こころに感じたように… 
同時に 自身の胸の内をのぞく作業、ありのままの自分を映し出すもの
    
 Iさんからの絵はがきをようやくみつけました。 消印もうすれて読めないのですが、貼ってある二枚貝の切手は41円。 どの絵を見て下さったのだろう。 

「 県展へのお誘いありがとうございました。
  早速、初夏の陽差しと新緑にさそわれ、一七日に行ってまいりました。
 まっすぐ 貴女の絵のまえに…
 力強さと自信とが今回の絵には加わったように感じました。
 たびたびの入選 本当におめでとうございます     …後略 」

 うれしい言葉を沢山戴いていた。 ありがとうございます。
 ご無沙汰しています。

             -☆-
  
 星野さんのつゆくさの絵を見たのは この時が初めてでした。
 なにより 添えられたことばにふるえました。 

   二番目に言いたいこと… 一番言いたいことが言えないもどかしさ…

 その頃の気持ちをズバリ代弁していると 感じたから。 絵はがきはだいじに仕舞いました。

             -☆-

 散歩がてら今年の県展、久々です。 顔ぶれもだいぶ替わって。新しい波が起こっている。 その中に 古くから馴染みの何人か。 変わらず挑戦している、難しくても続けて力をつけている。
 全く幽霊会員となった蛙は恥ずかしく大いに反省。けれども楽しく… が モットーだから 今はこれでいいと思っている。

  以前の日記はこちら
 
   
コメント (4)
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