ドアの向こう

日々のメモ書き 

明日もまた!

2008-02-10 | こころ模様

  津田仁美さん   ご出版おめでとうございます。 

    待っていた一冊が届きました。 

 

  

明日もまた 津田仁美 (花梨書房)                                                  

  
  暖かみのあるホワイトは、 ほのかな紅色を湛えて春の予感がします。 

  さまざまな方が関わって 試行錯誤をかさね生まれてきたエッセイ集、 たいせつなところを担うことができて、 本当に仕合わせでした。 ありがとうございました。

 インクの匂いを確かめながら、 拾い読みしました。

 
 隣国の息子たち   朴パク君のこと… 
  ステイさせた高校生との心の交流 
   温かい雫が私の心の中にポトリ落ちた… 
         共感し、 涙を拭って読みました。 

  歳月からの贈りもの。 もうひとつの旅。 古典の中の愛しき人たち。 今を見つめて…  どのエッセイも、 こころに響きます。 これは3冊目。  既刊 「山の雫」 もキリッとした文章が魅力でした。 幅広い活動、 豊富な体験に誘われ、 空想を呼び飽きませんでした。 簡潔な文章は心地よく、 長いこと磨いてこられた証しです。 

  明日もまた…  好きなことを学び続け、 自らのために、 誰かのためにも、 何かができる。  
 
  元気が湧く。 続けるとはなんとすばらしいこと。  読後、 爽やかな気分になりました。  いつの日も 何事にもひたむきなところ。  よその子の仕合わせを願う優しいまなざしが胸を打つ。  古典のお福分けもうれしいものです。

   ※ お取扱いは  神保町 東京堂書店(TEL 03-3291-5181) です 

               -☆-

 ご紹介くださった京さん、 諦めずに見守ってくださったルピナスさん 心からのお礼を申しあげます。 
   別所にも空からの手紙が届いて  

     この雪の消残るときにいざゆかな山橘の実の照るも見む  

  こころ弾ませる家持。  赤い珠実を見にいこう…  雪の白と葉の緑、 藪柑子の小さな赤。 珠実はひっそりと光っている … 
  
 雪の またの日こそ、 いみじうあはれにをかしけれ。 
  新刊を手にして 喜びが湧いてきます。 ありがとうございました。 
  今日は オカリナ演奏も聴きました。 

    明日もまた…    小さな喜びさがしましょう     
 

コメント (4)
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