夕暮れ
食事の用意も一段落して
ホッとする時間
散歩にでると すでに
夏の花が咲きそろっていた
夾竹桃 十薬 あじさい…
柿の実は 大半を地面に転がしている
ジューンドロップを 踏まないようによけてゆく
太陽が低い明かりを 差し入れて
仄かな 甘い色は
名前も知らないけれど
蓼の仲間だろうか
ホタルブクロも
こんなに早かったのね
気づかなかった
せめてみれば
小さな喜びが たくさんある
孤独には慣れているけど 気持ちの切り替えは 超ヘタ
人との つきあいにも 勇気がいる
行動しなければ こころも踊らないのだ
展覧会も見逃してばかりいる
清川 妙著 おてんば八十八歳 喜び上手の生きかたノート を読んだ
共に「歳月の船」に乗って…
すてきな出会いを羨ましく思う。
先生も 生徒も幸せだが、
六十年以上もずっと続いてるなんてすごいことだ。
エッセイに登場する方たちから たくさん学んだ。 みんな ていねいに生きている。
こんな風になれたらいいな…
少しでも近づきたい
今は キョロキョロするだけで
背伸びばかりしている
まだまだ 遠い
ちょっと あはれで 寂しい蛙 匂いだけは 一人前らしい
葱の花しろき日暮れの道長き
鴻村
酔仙翁は 別名 フランネル草
葉に、 フランネルのような白い綿毛が生えている