モネと画家たちの旅 ―― フランス風景画紀行
どちら向いても秋の風… どちら向いても秋の山…
紅葉が彩る箱根の、 自然と一体化した美術館だ。 硝子越しに光があふれる。 暖かい部屋で、 空や緑、 山を望む。 木枯らしが木の葉を散らすのを眺めながら、 お茶を飲んだ。
フランス各地に画家の足跡をめぐる。 見覚えのたくさんの絵に逢った。
ゴッホ 「アザミの花」 キスリング 「風景 パリ-ニース間の汽車」
花をこのように描きたい。 車輌も煙も キスリングらしい。 煙がいつまでも垂れ籠めて消えない。 思い出に残る。