ぶらぶら来たら 絵画教室のまえに出た
通りから見えるように飾られた かわいい作品
伸び伸びしてて屈託がない いい絵じゃないの
一方 行き詰まった顔…
きりがないほど悩んで
似てるけれど どこか違う
眼が小さいの 大きいのと
ひと筆入れるたびに まったく別人になってしまうから厄介だ
あぁ~ さっきの方がよかったじゃない! と 仲間は言うけど
前回より しぼんだ顔が現れた
写真では一瞬を切りとる かかる時間は1秒に満たない
ところが絵には 長い時間が含まれている
右側七分くらい斜めだった角度も微妙で 鏡を覗くたびにそこが違ってしまう
本人の欠点が隠されて… 野見山さんのエッセイにドキッとした
こころが さもしいのである。 よく見られたいばっかりに。 で… 似ていないのでUPしますね。
道であってもわからないと思って。
ここまで6時間くらいかかって もううんざりしてるけど
仲間は 「来月もやりましょう」 「描けないなんて悔しいじゃない
こうなったら とことん描きましょう」と意欲的なんです。
そもそも、子供のころ作品を褒められたことが始まり。いつか油絵を描こうと夢を持ち続けました。念願かない、何年やっても、呆れるほど下手くそでうんざりしたり、たまには愉快な出来もあって、なかなかやめられませんね。
いつも完成度の高い自画像と思って拝見しているのですが?
似てなくてもいいじゃないですか。自分が出ているのだから。
素敵な上品で理知的なお顔で、人生観も見てとれますよ。
こんな方と親しく行き来できたらと思いますよ。