どうしても寄りたいところがあった。
河井寛次郎記念館
-土と炎の詩人、その作品、陶房、登窯、コレクションを公開している- 以下に パンフレットから引く
寛次郎が日本各地の民家(主に飛騨高山)を参考にしつつ、独自の構想のもとに設計し、 昭和12年に建築された家。
その生涯を通じいつも子供のように感動する心を失わず、ありとあらゆる物と事の中から喜びを見いだし…
「驚いている自分に驚いている自分」
何よりも人と人生をこよなく愛し大切にした
これらは 「不忘ワスレジの記」 父 河井寛次郎と縁ユカリの人々 河井須也子」に明らかだ。 柳宗悦、 バーナード・リーチ、 濱田庄司、 棟方志功… 来客が絶えなかった河井家の賑わい。 なにげない物にも寄せる寛次郎のセンス、こだわり、 歓喜、 まなざし、やさしさをかんじて嬉しかった。 はげしさと静けさと。
二階 居間 ともすれば私たちが忘れがちな身近なこころや形をたいせつにし… 二階は案内するわ ついてらっしゃい! 大うす と 椅子(寛次郎デザイン) 記念館 ほかの写真はこちら
「楽在其中」
楽しみは其の中に在る。 須也子さんの結婚祝いに柳宗悦から贈られた。 中国・泰山の石碑による拓本。 寛次郎がとても気に入っていつも飾っていた
水を得た魚のように 父は欣喜雀躍、それこそ手の舞、足の踏むところを知らずと言った具合で 「不忘の記」
ここでも 猫ちゃん… 熊助なの?
吹抜をめぐるように 書斎へ
泰山の文字は好きな字です。五条の寛次郎記念館にはまだ立ち寄ったことがありません。自戒の楽しみができました。駒場の民芸館以来、民芸にのぼせていた若い日を思い返しています。
ふくら雀さん お好きな泰山の文字…大らかな味があります。蛙は絵としてみてしまいますが。 美術として、書の手本として。また詩やお経の意味を味わったり奥深いものですね、いままでよく見てきませんでした。ありがとうございます。
駒場の民芸館で、河井寛次郎展が11月23日まで開催されます。何れ観に行こうと思います。 ふくら雀さん お忙しいのに、沢山のコメントをありがとうございます。うれしいです。