ドアの向こう

日々のメモ書き 

五月

2009-05-03 | 自然や花など

   薫風 橘月 麦秋 皐月 
 水田をわたる気持ちのよい風、 吹かれる茅花ツバナ。 茅萱チガヤ、千茅とも。 
 ファンタジックな紅の雄しべ、 田植えを待つばかりの畦でとても目立った。  
  

やがて白い穂になり、 絮ワタをフワフワ飛ばす日も来る (4月29日 日光市郊外)

                  -☆-

 花のまわりでホバリングする、 薔薇が大好きなチュウレンバチ。 これは害虫だって。 たくさんいるぞ!

 

                   -☆-

 

 切手趣味週間の切手。 
 
 中国と日本の画家が描く牡丹

 

  金島桂華(1892-1974)牡丹(部分)
  于非闇  牡丹蜂雀 (部分)
  任伯年  牡丹(部分)

  シート右列の水墨画に魅かれる。   

中国美術館にて

  原画がみられます。

   咲き誇る美しい切手… 

      小さな芸術品

 
           -☆-

  盆栽展で 蝶にであった
  こちらは動く芸術  


 




  みんな動き出す   五月は。
   さわやかな麦わら帽子と 白く光るウェイトレスのエプロンの初夏… 
                          
がやって来た。

 

  

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三毳山

2009-05-01 | 道すがら

  カタクリが咲く頃は、 多くの人で賑わう。 所用をすませ午後2時ころ着いた。 時間がなくて頂上までは行かれない。 栞から 園内案内図 及び みかも山 航空写真


  起伏に富む雑木林をめぐると 三毳山七石に逢える。 
  三毳の関の役人(威奴イヌ)がその上で見張りをしていたといわれる犬石。威奴石から犬石へ。 詠野石エイノイシとも、 その形が犬に似ているという説もある。
 北条氏政の大軍に攻められた佐野昌綱軍を助けるために、 三毳山に兵を進めた上杉謙信が、 毘沙門天の旗をその岩に立てて退散させたと伝わる黒立岩、 旗立岩とも。 ほかにも石はいろいろある。 

                   -☆-

  高速道を抜ける車の唸りは、 小さくなってここまで届いた。 登るにつれて人気ヒトケなく、 いよいよ静まり無音となる。 広い園内に野鳥はみつからない。 緑に埋もれる赤松の朱色にハッとし、 天上の透けるブルーに思いをのせる。 花のように明るいミドリ。 急坂も励ましながら楽しみだ。 
  アゲハが二頭ゆらりときて山椒に近づく。 新緑はさわやかな風をおくり、 心地よい木洩れ陽がチロチロと囁く…  夢のようだ。

  森の交響詩は、 いつか聴いた風景のようでもあるけれど、 いやいや違う。 健康のありがたみが加わって、 増幅され新鮮に伝わる。  神々しいくらいだ。
 こかげの山躑躅が、 ひかえめな灯りのよう。 

  万葉庭園。 山頂中継広場まで登ったが急勾配。 一休みしてハーブ園 ・ 薬草園に降り、 結局は西の一部を二時間半歩いた。 次回は山頂を目指したい。 ハング・パラグライダーも飛ぶらしい。
 

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