想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

秋の予感は

2008-08-31 02:02:43 | Weblog

    桜の葉が色づいて散り始め
    雨が続いたまま、夏が終わるのだろうか。
    季節の狭間に目を凝らして
    去り行くものと、来るものとが行き交う瞬間を
    とらえたい。
     ねずみ師みたいに、「あ、そろそろね」
    とか言って、風を読んでみたいものだ。



    裏庭に生えているニシキギが紅く色づき、
    笹の緑に映えている。
    後ろの山百合の橙色が差し色で。
    混ざり合って規則正しくないような、正しいような
    自然の色は、人社会の杓子定規、でも矛盾だらけという
    あってなしの法則と異なり、曲線を描きひも状に羅列されて
    美を創っている。

    今年の紅葉は、あまり期待しないほうがよさそうな予感。
    でもあるがままを、そうかと眺め、秋を愛でます、たぶん。
コメント
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