想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

子守りうたを

2008-12-20 11:24:05 | Weblog

  昨夜は冷え込みました。
  朝起きて、窓からキラキラ光るものが見えたので
  雪かと期待したら、霜柱でありました。
  5センチほどの霜柱も、今日は陽射があたたかいので
  昼頃には融けます。



  山の天気は変わりやすいので、雲行きがあやしくなる前に
  ベイビーの写真をとろうと寒いけど、外へ。
  もうベイビーって歳でもないですけど、親分はベイビーと
  呼ばれるのが好きです。

  先日、トイプードルを飼い始めた知人に
  「どうやったらいい子になるかしら?」と尋ねられて
  根気よく一貫した態度で指示すること、犬は賢いから人の行動
  が矛盾すると言うことを聞かなくなるよと話しました。
  話しながら、人と人も、犬と人も同じであるなと思った。

  そうなんだなあ、ベイビーが部屋の中を暴れまわっていた頃
  うさこはヒステリックに怒ってました。
  怒るのに疲れて、じっとベイビーの瞳をみつめたら、
  ベイビーもこちらをじっと見つめた、その瞳をみていたら
  怒る方がどうかしていると気づいたのでした。
  それからは、じっと、そっと、とベイビーが静まるのを待つ
  ようにしていたら暴れまわらなくなった。
  こちらの顔をのぞきこんで、話しかけるのを待つようになり
  ました。

  ベイビーベイビーサンダー、ベイビサンダー~
ベビベビベビベビ、ベビサンダ~ と歌っていると
  膝にもたれて眠ってしまった子犬の頃。
  今、おっさんになった親分ベイビーにこの歌を歌うと
  デレデレとして、すごくおかしい。
  子どもの頃の気分になるのかなあ、たぶん。
  それなら人も同じです、わたしは「おとさん」と声に
出して言うと悲しくさみしく、とても切ない。

  おとさん(おとうさんではなくて)と呼んでいた子どもの
  頃に瞬間に飛んでしまうのだと気づき、あわてて、戻って
くるのですが。
月が美しい夜には、呼びたくなります。


  
 
  
コメント
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