想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

犬と暮らして何がいいのか

2009-05-09 11:29:14 | Weblog
    (ダックスフンドになってみました)

母から聞いた話。
姪っ子、母にとっては孫娘が言ったそうな。
「おばちゃんは、犬なんかと暮らして何がいいのかねえ」
言ってくれるじゃないの、二十歳の小娘よ。
しばらく会っていないけれど、お祖母ちゃん孝行してくれて
どうもありがとう。心から礼を言うよ。
しかし、君の問題発言はすぐにわたしにチクられ、こうしてネタに
なっているのである。
二十歳過ぎたばかりの娘っこにしてみれば、確かに犬より面白いものが
たくさんあるだろう。
世間の諸々に興味津々の生意気盛りであるからね。おまけにMちゃんは
働きながら学生やってるわけで、お疲れさんである。
世間にもまれてるんやろうなあ‥、そうやってオトナになっていくのであるよ。



では、本題に入って「犬と暮らして何がいいのか」に答えるとしよう。
犬は嘘をつきません。
犬は飼い主を裏切りません。
犬は己に正直であります。
犬は相手に協調することを学びます。
犬は静かに哲学し、そして自分の場所を深く認識します。
そして何より生来可愛いのですが、安心するとさらに可愛くなります。
飼い主の病気や危険をいち早く察知し、守ろうとします。
遠くの物音を聞分け、嗅覚にすぐれ、走るのが早いという肉体的長所も
あります。
欠点はといえば、ウンチの匂いなどを好むことくらいです。

いかがでしょうか、もっとたくさんありますが、さらっと書くとこういう
具合になります。
そして親分は「鼻が大きすぎて可愛くない」という意見について反論すると
それは親分が可愛くないのではなく、わたしの写し方が下手なのであるよ。
可愛いぞー、一緒に寝るとわかるので今度ぜひ一泊しにきなさい。
貸してあげます。

Mちゃん、将来犬と暮らせるようなお家に住みなさい。
あなたが小さかった頃、犬が飼えるところへ引っ越してとお母さんにせがんで
いたのを覚えていますよ。姉にそんな話を聞いたことがあります。
でも、たとえ1LDKでも1ROOMでも大型犬を飼うことはできます。
おばちゃんは経験済みです。犬はどんな空間にもすっぽりとはまり飼い主の
傍らにさえいれば安らかです。
その安らかさを糧にしておばちゃんは日々を過ごしてきたのです。
世間の荒波にもめげず流されもせず自分の砦に戻ってこれるのは、
ひとえに親分が待っているという強い気持ちがあるからなのです。

参考までに親分の食費は君と同じかちょっと少ないくらいです。
おやつ分は君よりたぶん安いと思います。
出された物に文句など言わず、さらに量が多いとゴキゲンでシッポをぶん回し
ありがとう、母ちゃん愛してるぜーと言ってくれます。
だから時々誘惑に負け普段より多めにあげちゃいます(ほんとはいけないのね)
最期に付け加えると、おばちゃんはMちゃんか親分か選べと言われたら、
迷うことなく選べます。
もちろん、親分だべー。
悪かったなーー(ハハハハハ)


コメント (2)
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