サイトウ記念コンサート2ステージ目は、
ムスティスラフ・ストロボービッチ指揮、チャイコフスキーのくるみ割り人形と
交響曲第5番ホ短調作品64でした。
毎年の事ながら、演奏者の皆様の寸分たがわず
意気のあった素晴らしい演奏に終始感動してしまいます。
くるみ割り人形・素敵でした!
脳裏に時々プリマドンナが舞い
いつの間にか演奏の素晴らしさに引き込まれ、酔いしれて夢心地!
あっと言う間に演奏が終ってしまい名残惜しかったです!
交響曲第5番のほうは、弦楽器はもちろんですが、
管楽器の奏者の皆さんが醸し出すハーモニーが
たとえようも無いくらい素晴らしく、文字どうり聞き入ってしまいました。
2楽章で静かに切なく流れてくるホルンの音色が
何処から聞こえて来るのか・・・
思わず奏者を目で追って捜してしまいました。
申し分なく奏者の優れた演奏がこの交響曲をもりあげました。
第4楽章に至った時には観客の感動の熱気で会場が沸き立っていました。
実に素晴らしい贅沢な音楽の世界を実感させて頂いた一時でした!
この山間の街に、優れた音楽家の集結を呼びかけて、
14年もの長きに渡り「サイトウ記念オーケストラ」を続けてこられた