(安曇野の犀川で越冬しているコハクチョウ)
今日から師走ですネ
今年もあと30日で終わりだと思うと時の経つ早さを痛感いたします
信州は周囲の山々がすっかり雪化粧して すでに寒い冬に突入しました
安曇野の犀川ではコハクチョウの越冬も始まっています
諏訪湖では渡鳥はかなり見られますが未だ常時越冬している白鳥の姿は見られません
先日 高病原性鳥インフルエンザ対策で諏訪湖に流入する河川の河口付近で
ウイルスの保有状況を調べる環境省の調査が行われていると地方紙が伝えました
また鳥インフルエンザの集団感染の恐れがある白鳥の餌付を
自粛する動きがあることも同時に報じていました
なぜならウィルスに感染した鳥の糞などが靴底に付着し養鶏場等に運ばれる恐れもあり
場合によってはウィールスの変異で人間に感染する
新型インフルエンザの発生につながる恐れが無きにしも非ずだからです
安曇野の白鳥飛来地である犀川は川の流れもあり休息する場所は川の中州ですから
見物者との一定の距離がありますが 諏訪湖では白鳥が人間慣れしていて
どうかすると湖岸で食パンを差し出している手から直接ついばんでいる様子も見られます
年々エスカレートしている無秩序な餌やりは
以前から生態系を乱すと疑問視する声はありましたが
鳥インフルエンザを機に野生動物と人間の距離を保つ重要性が問われています