江戸末期から我が家に植えられていると口伝されている牡丹・第一号が開花を始めました
今年は花数が多い分 少し小ぶりですが歴史を重ね 増々上品で美しいです
牡丹は花材としては通用物で 草でも木としてでも使用されます
牡丹の木(ボク)の部分は年輪は無く、年を重ねると脇から若い茎が次々出てきて
周囲の太くなった木状の部分はまるでヘビが脱皮するように中心部分が空洞になって
次世代にバトンタッチして居ます
種類によっては幹がかなり太くなっているのを見かけますが
我が家では他に白や赤いボタンも咲きますが どれも皆脱皮型です
茶道では炉から風炉に模様替えする時の初風炉の床の花に牡丹を良く使います
この牡丹の開花で、私は茶室の設えを風炉に模様替えして
初夏の訪れを味わって居ます