風の強い日、近くの公園でツグミを見つけました。
私の周囲では日常的にツグミが見られます。
何度か写真に写しているので、今回は撮影しないで良いかナーと
ツグミの前を通り過ぎ様としたのですが・・・
近付いてもツグミは飛ばず、急ぎ足で逃げて行きます。
見た瞬間、セキレイかと思うほどでした。
何だか様子がおかしいのです。
カメラを向けても逃げる様子はありません・・・
望遠レンズを通してみると尾羽にケガをして居る様に見えます。
小鳥の怪我は命取りになります。
気をもんでも手助けの方法がありません・・・
何とか生き延びてくれることを願うばかりです。
愛らしい瞳が助けを求めている様な・・・
でもどうすることも出来ません。
諏訪湖の湖畔で野鳥を観察なさっていて、傷ついたツグミに出会われました。
自然界は弱肉強食の世界です。たぶん、このツグミは猛禽類に襲われて、一応逃げおせたようです。
佐久荒船高原では、足首を失ったシカや、同様に足首を失ったキジのメスに出会ったことがあります。どちらも歩くのがおかしかったので、よく見たら傷ついていました。その後、どうなったのかは不明です。
一応、人間でよかったです。
ウチの近くに市川野鳥の楽園があります。
広大な保護区含めた複合地で、
野鳥の病院も。
僕は植物の観察で訪れるだけですが、
もし傷ついた鳥を保護する機会があったなら、
お願いできるのかもです。
自然を守るのは大変ですね。
ツグミさんですね。
なんかこの野鳥見ますと、
大昔貧しいときに山で捕獲して食べたりして、
罪の意識に苛まれたりしてしまいます。
なかなか日ごろは見られない鳥でしょうから。
ツグミは冬鳥ですから、日本での越冬が終えたら旅をしなくてはいけない鳥。
我が家の庭にもまだ来ていますが、旅立ちも間近かと・・・
このツグミさん、羽を傷めていたのでは旅ができませんよね。
でも、野鳥ですから助けてあげることもできないし・・・
心が痛みますが、そっと見守るしかないのでしょうね。
最後の写真を見ていると、なんだかウルっとしてしまいます。
ツグミは猛禽類に襲われたのでしょうね。
助けてあげることも出来ず。可愛そうですね。
以前、うちの庭にスズメの雛がいてよたよたしていました。
助けようと手を出したら、威嚇されてしまいました。
後で見たら、息絶えていました。😢
一体どうするのかしら・・・と想いを廻らしました。
そうですか・・・
ヒトリシズカ様はバードウォッチングを沢山されますので日常的にこんな光景をご覧になって居るのですネ。
猛禽類や猫に襲われた瞬間は目にしたくないですネ。
でも野鳥は捕獲が難しい気がします。
多分、命をかけて逃飛するに違いありません・・・
ツグミは毎年、湖畔のナナカマドの並木に飛来しています。
割合人を警戒しない野鳥の気がしていて写真の対象に何度もなってくれていました。
今回の光景はとても心痛むものでした。
長野県の県木で在るナナカマドの木は他県より多く植えられていますのでツグミを目にする機会は多いです。
割合、警戒心が無いような・・・
どんな事故に在って羽を痛めたのか気になります。
その昔、カスミ網で野鳥を捕獲している様子をよく目にしました。
豊かな時代になって目にすることはありませんネ。
見た瞬間に、私の判別出来る数少ない野鳥です。
ツグミは冬鳥で、間もなく、山に帰らねばならないこの時期にどんな理由で羽を痛めたのか・・・
無事に帰れるのか・・・
厳しい自然を再認識させられた光景でした。