キャサリン妃のブライダルブーケ

 

イギリスのウイリアム皇子の結婚式素敵でしたネ！

キャサリン妃のウエディングドレスは上品でとても美しかったですネ

ブライダルブーケはスズランやギンバイカ・白いヒヤシンスでまとめたブーケだそうですヨ

どの花も素晴らしく良い香なので　さぞキャサリン妃を幸せ気分にして差し上げた事でしょう！

イギリスでは結婚式の後　ブライダルブーケを祝福してくれた方々の方に向けて

投げる習慣が知られていますネ

受け取った人は次に結婚する幸運の順番がまわってくるとされて

長い事受け継がれて来ましたが　エリザベス女王の生母　故エリザベス皇太后が

ヨーク公アルバート王子（後にジョージ6世となる）と結婚された際

第1次大戦で亡くなられた次期皇王となられるはずだった兄ファーガスを追悼する意味で

ファーガスのお墓にブーケを捧げたそうです

それ以来　皇妃のブライダルブーケは王室の伝統として

ウエストミンスター寺院にある無名戦士の墓へ捧げられる様になったそうです

今回の愛らしいスズランのブライダルブーケも無名戦士のお墓にささげられたそうですヨ

 

 

 

我が家に咲いたスズランを集めてブーケを作りました

キャサリン妃のブーケとは大いにスケールが違いますが

食卓に飾りますと清々しい香りを放って何とも言えない雰囲気が漂っています

今後スズランを目にする度キャサリン妃のブーケを思い出す事でしょう

 

 

 

 

 

稚児百合

 

 

庭にチゴユリが咲き始めました

数年前に庭の土を入れ替えた際に山岳地帯の土が補給されたらしく

時期が来ると　ヒトリシズカやホウチャクソウ・チゴユリ等が顔を見せてくれています

チゴユリはとても繁殖してまるでグランドカバーの様になっています

良く見ると二輪草や三輪草の形態を見せているものもあります

トキワハゼも一緒に来たのでしょうか・・・

丁子草の根元は今ホウチャクソウに囲まれていますが開花に支障はないようですヨ

 

 

二輪草の様な咲き方のチゴユリ

 

紫サギゴケだと思いましたが花は極小・花色は青紫なのでトキワハゼの様ですネ

(紫サギゴケとトキワハゼの違いについての解説の参考はこちら)

 

 

チゴユリに囲まれて咲いている丁子草

クマガイソウ

 

 

ヤマシャクヤクの群生地にはクマガイ草(ラン科)も年々株数を増やして咲いています

熊谷直実が一の谷の源平合戦で背中に弓よけに背負っていた母袋(ホロ)に

唇弁の形が似ている事からこの名が付いたそうですが

一説には仇方であった敦盛に対抗した名とも言われています

敦盛の背負っていた母袋に似ている形と言われているアツモリソウもこの時期開花しますが　

この植物園には残念ながら自生していませんでした

釜無川の源流にはアツモリソウの自生地がありますが

絶滅危惧種の為　大切に保護されており関係者以外は入山できません

最近　長年の研究で増殖に成功したとの地元新聞でのニュースが流れましたので

やがてこの地でも見る事が出来るかも知れないと・・・期待しています

クマガイ草の開花の様子をアニメにしてみました

 

 

 

 

★参考・母袋を背負った前田利家像(富山県金沢市内の尾山神社内）

　　　　　　　　

 

 

 

 

 

ヤマシャクヤクの群生地

 

 

茅野市から白樺湖に向かう音無川沿いの柏原にヤマシャクヤクの群生地があります

数年前に地元紙が取り上げて知った場所ですが　山全体が山野草園になっています

ヤマシャクヤクはデリケートな野草で環境が合わないと殆ど育たないそうです

川のせせらぎの音がする水はけのよい傾斜地で半日陰が適していると教えて頂いた事がありますが

この野草園の傾斜地は　まさにピッタリの環境です

毎年株を増やして今年は何と２万株のヤマシャクヤクの群生が実現していました！

ヤマシャクヤクの花は全開しても中開き状態で　時期が来ると丸い花弁がハラリと落ちます

開花の様子をアニメしてみました

 

 

 

 

諏訪湖のカリン並木

	マルメロ(通称カリン) 花は白色に半分ピンクがかかる  マルメロはバラ科マルメロ属  (スミルナ種)
横広がりに育てられている   遠目には白い花に見える
	葉は楕円形で裏面に産毛がある 実はごつごつしていて渋くて固い 表面を茶色い産毛が覆っている 間もなく虫除けの袋掛けされる

 

 

 

 

 

 

 

	カリン 花は濃い目のピンク  カリンはバラ科ぼけ属  ボケの花に似ている
遠目にもピンクの花に見える
	葉は楕円形でマルメロと似ている 実は楕円形ですべすべしている 実は収穫されず放置 時にはカリン酒に利用される

  

 

 

諏訪湖畔のカリン並木ではカリンの花が満開しています 。

以前にも取り上げていますが、諏訪地方では通称カリンと呼んでいる植物は

二種類あります。

白く見えるカリンの花は　実はバラ科のマルメロ属です 。

濃いピンクの花を咲かせるカリンはバラ科ボケ属です。

ジャムや砂糖漬けに加工する通称カリンは正確にはマルメロなんです ヨ。

近くで見ると白い花は写真の様に花弁の半分がピンク・

もう半分は白に咲き分けています 。

カリンの砂糖漬けはシロップ漬けと　ドライな砂糖漬けの

2種類の市販が在ります。

今回、通称カリンと呼ばれているマルメロとカリンの比較を

判りやすく表示してみました。

 

諏訪湖畔に掲示されている看板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧ケ峰ガーデンの春の花々

霧ケ峰ガーデンの春の花々

 

雪解けした霧ケ峰高原の高山植物園ではシラネアオイが手の平の様な葉で

花を包んで寒さから守りながら発芽する様子が見られます

暖かそうな腐葉土にはカタクリやヒトリシズカも咲きはじめています

雪解けが進み　高原にもやっと春がきました

ウスバサイシンの小さな花を拡大してみました

画面の三角印をクリックするとスライドショーになります

 

 

 

 

 

ラ・フランスの花

 

 

 

 

ラ.フランスはお好きですか？ 

果物らしからぬ柔らかでヌメッとした食感が苦手とおっしゃる方もおられますが

芳しい香りが嫌いな方は少ないでしょうネ

昨年の秋にラ.フランスが鈴なりしている木を見つけました

今年こそ花を写して見ようと・・・狙っていました！

花芯がピンクで幸水や豊水の赤梨の花より花弁も多少大きめで透明感があり

マッスになって咲いている白い花がラ・フランスの花でした

 

日本古来の梨ではなく　フランス原産の西洋ナシなので　この名の命名に繋がっている様です

ラ.フランスは収穫してすぐは　お世辞にも美味しいとは言えませんが

少し実を放置しておき　追熟させる事で糖度が増し絹の様な滑らかな食感が生まれます

ＪＡでは食べごろを明記して売られていますが　

この果物の美味しさは慣れると病みつきになりますネ

山形県が主産地ですが松本郊外の山形村(サラダ街道沿い)でもかなり栽培されています

花は梨と殆ど同じ時期に咲きますがアップが少し後になりました

 

 

 

秋に実がなっている様子

 

 

 

 

遅咲きの御衣黄桜

 

 

昨年　近隣に御衣黄桜(ギョイコウサクラ)が咲いている場所がある事を知りました

ゴールデンウィークが過ぎて新緑が萌ぎ始めた頃に開花する遅咲きの山桜です

開花し始めは浅黄色で咲き進むにつれて黄色が加わり

散り際は中心部分に濃いピンクがさして…七変化する咲き方をします

花の色が宮中の女官の衣装に似ている事からこの名が付いたそうですが

神社の片隅に植えられている御衣黄桜は周囲の新緑と同化して良く見ないと桜と判りません

先日来の強い風雨で落下している花はご覧の様に同じ種類かと思うほど色が異なります

 

 

咲き始めたばかりの花

 

 

少し咲き進んだ花の状態

 

 

  落下していた御衣黄桜の花色を比べてみるとこんなに差があります

 

 

 

 

 

シラネアオイ

シラネアオイ

 

伊那のカンテンパパガーデンではシラネアオイガ沢山咲いています

しかし数日続いた強い雨で　シラネアオイばかりでなくハルオコシ(八重咲きのイチゲ）や

二輪草の群生は地面にたたきつけられて写すに忍びない姿になってしまいました

 （シラネアオイの写真は昨年写したものです）

クマガイソウ・ユキザサ・梅花カラマツソウ・エビネやイカリソウ・ヤマシャクヤク等

カンテンパパガーデンならではの沢山の野草に出会えましたヨ

皆　雨に濡れてとても気持ちよさそうに咲いていましたので

フォトチャンネルでご紹介してみます

画像内の三角印をクリックして頂きますとスライドショーが始まります

 

 画像下の砂時計マークで画像の速度も調節ができますヨ

 

 

 

 

桜の咲く風景画

 

 

 

ここ数日　信州は強風まじりの雨の日が続いています

桜はすっかり葉桜になりましたが木々は新緑を増して爽やかな季節になってきました

今日はミスター靖さんから送って頂きました「桜のある風景画」をご紹介します

絵のモチーフには橋本様・『松本の最近の・・・』『のぶさんのデジカメ散歩』からそれぞれ写真を拝借されたそうです

ミスター靖さんは兵庫県にお住まいで阪神大震災に遭遇されましたが

その時ご覧になった桜の回想をメッセージでお寄せ下さいました

原文のままご紹介します

 

 

  

 

 

 

 ★ミスター靖さんのメーッセージ 

今年は遅くまで寒く、その分桜も遅くまで見ることができました。

桜前線が北上し、テレビに映し出される東北の各地で見られる桜の花を

被災された人たちはどのような思いで、見ておられるのか心が痛みます。

小生は阪神大震災のとき、埃りと廃材を焼く真っ黒な煙の中に垣間見た、

桜の美しさと「けなげ」さに感動した記憶があります。