数週間にわたった風邪からようやく開放された昨日の土曜休日は、まず散髪から始まりました。さっぱりしたところで、午後からは家内とデートでした。行き先は、京都市美術館で開催されている『フィレンツェ--芸術都市の誕生展』でした。春めいた暖かさのなか、岡崎公園を散歩しながら会場に向かいました。
館内は、ジオット、ミケランジェロ、ボッティチェリなどルネッサンスの代表的な巨匠たちのフレスコ画、板絵、カンヴァス絵のほか彫刻、貴金属製品、織物、写本彩色画などが展示され、京都の街から中世イタリアにタイム・スリップしたよう。かつてウフィツィ美術館やアカデミア美術館などフィレンツェの街を散策したことがあるので、とても懐かしく思い出されました。たいへん素晴らしかったです。写真もコピーもパソコンさえもない中世の時代に、精細なタッチで制作された人間の創造と英知に、現代の我々の後退性さえ思ってしまいました。ものが溢れすぎているからでしょうか。
出口付近の売店で買った絵葉書は、ドメニコ・ディ・メケリーノの「神曲の詩人ダンテ」、アントニオ・デル・ポッライオーロ「若い女性の肖像」、ロレンツォ・ヴァイアーニ「エレオノーラ・ディ・トレドと子息ガルティア・デ・メディチの肖像」でした。この催しは4月10までです。
リタイアしたら、またフィレンツェの街を訪ねてみたい。そんなことを思いながら京都の街をあとにしました。それまでは塩野七生さんの歴史小説で辛抱しておきましょう。(^^♪
館内は、ジオット、ミケランジェロ、ボッティチェリなどルネッサンスの代表的な巨匠たちのフレスコ画、板絵、カンヴァス絵のほか彫刻、貴金属製品、織物、写本彩色画などが展示され、京都の街から中世イタリアにタイム・スリップしたよう。かつてウフィツィ美術館やアカデミア美術館などフィレンツェの街を散策したことがあるので、とても懐かしく思い出されました。たいへん素晴らしかったです。写真もコピーもパソコンさえもない中世の時代に、精細なタッチで制作された人間の創造と英知に、現代の我々の後退性さえ思ってしまいました。ものが溢れすぎているからでしょうか。
出口付近の売店で買った絵葉書は、ドメニコ・ディ・メケリーノの「神曲の詩人ダンテ」、アントニオ・デル・ポッライオーロ「若い女性の肖像」、ロレンツォ・ヴァイアーニ「エレオノーラ・ディ・トレドと子息ガルティア・デ・メディチの肖像」でした。この催しは4月10までです。
リタイアしたら、またフィレンツェの街を訪ねてみたい。そんなことを思いながら京都の街をあとにしました。それまでは塩野七生さんの歴史小説で辛抱しておきましょう。(^^♪