心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

私の夏バテ防止法

2005-08-21 10:35:00 | Weblog
 初夏のある日、庭の一画にゴーヤの苗を一株植えました。すると、蔓がどんどん広がり、8月には収穫の季節を迎えました。少し油断すると、実が黄色く熟してしまいますから、みんなが出勤前に覗いていく毎日です。もう10数本は収穫できたでしょうか。まだ小さな子供たちが増え続けています。
 毎日毎日ゴーヤ料理というわけにもいきませんから、先日、家内がゴーヤ茶を作ってくれました。細かく刻んで数日間天日に干しておくと、ひとつかみほどの干からびたゴーヤ茶ができます。それを細かく粉末状にすれば出来上がりです。ものの本によれば、ビタミンやミネラルを多く含んでいて、スタミナ不足や食欲のない時に良いそうなので、夏バテ防止には最適なのかもしれません。そういえば、2カ月ほど前に仕込んだ月桂樹酒も、ことしは上々の仕上がりでした。ローズマリー酒やラベンダー酒もあって、清清しい喉越しが暑さを忘れさせてくれます。
 きょうは珍しく、カントルーブ編の「オーヴェルニュの歌」(LP盤)を聴きながら原稿を書いています。古代の西ヨーロッパに分布していたケルト民族(フランスではゴール人、イタリアではガリア人と呼んでいた)の一部が住みついたフランスのオーヴェルニュ地方で長く歌い継がれてきた民族音楽です。鮫島有美子さんが歌う「日本の歌」に似て、素朴な旋律の美しさが聴く者の心を和ませてくれます。心を豊かにしてくれます。こんな音楽の心的体験も、私にとっては夏バテ防止法のひとつなんです。(^^♪
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