心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

愛犬ゴンタの誕生日

2007-11-25 09:35:10 | 愛犬ゴンタ

 「愛犬ゴンタは1999年11月23日、6匹兄弟の末っ子として生まれました。事情あって両親から引き離され、動物愛護団体の里親探しに登録されていました。彼が我が家にやってきたのはクリスマスの少し前でした。大きなミルク缶と哺乳瓶だけをもってやってきました....。」このブログ「心の風景」を立ち上げた最初のコメントです。そう、11月23日をもって、愛犬ゴンタは8歳の誕生日を迎えました。そんなわけで、この連休は、久しぶりに彼とじっくり遊んであげました。
 朝は早くからお散歩にでかけ、ふだんは通り過ぎる公園で遊んだり、里山に分け入って高台から大阪平野を眺めたり、夜は夜で星空を眺めがら街中を散策してまわったりと、楽しい時間を過ごしました。お天気が良いので、花壇や畑仕事も一緒でした。一緒に泥んこになって土を耕してくれました。少し疲れると日陰を求めて休憩です。頭上の梢にはシジュウカラの一群がせわしく動き回っているのに、まったくもってマイペースなのです。でも、若い頃に比べると、少し休憩をとる回数が増えてきたように見えます。
 この世に生を受けて8年。考えてみれば、当時は、まだ子供たち全員が我が家で暮らしていました。その後、就職や結婚で一人ずつ巣立っていきました。いまは初孫の赤ん坊の泣き声が聞こえる我が家です。定年まで8年を切りました。犬の寿命を考えると、わたしの定年が先か、ゴンタの寿命が先か、ふと寂しいことも考えてしまいます。でも、これもひとつの出会いですから、最後まで一緒に楽しく過ごしたいと思っています。
 ゴンタは、ミルク缶と哺乳瓶をもって我が家にやってきました。両手にのるほどの小さな子犬でした。家内は夜中も起きてミルクを与えていました。8年が経った今、長女が夜中に起きて赤ちゃんの面倒をみている。生命の尊さを思います。実はきょうは、これから初孫の「お宮参り」です。そろって近くの産土(うぶすな)の神様に参詣します。

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