心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

久しぶりにWordとExcelに向き合う日々

2021-02-05 10:13:37 | Weblog

 立春「東風解凍(とうふうこおりをとく)」。春風が吹いて氷が解け始める意味なのだそうですが、まだまだ寒い日が続きます。新暦は旧暦よりも1カ月以上早いですから、現実の季節感との差を感じてしまいます。
 今朝お散歩から帰って庭を覗くと、昨日まで真っ赤な実が付いていたマンリョウの枝先に何もありません。小鳥たちの格好の餌になったのでしょう。寒空を元気に飛び回っている小鳥たちって、いったい何を食べているんだろうと思っていましたので、お役に立てて良かったです(笑)。
 ところで、緊急事態宣言、やはり1カ月延長になりました。感染者数は下降傾向にあるものの、ここはもうひと踏ん張りといったところでしょうか。Withコロナの時代、正しく身を守って元気に暮らしていきたいと思っています。
 そんなわけで、お手伝いをしているシニア向けの教養講座も引き続き休講です。それではと、ゆったりまったりの日々を過ごそうかと思っていた矢先、とんでもないことが起こりました。事務処理のシステムを担っていた方が急に長期の入院を余儀なくされて戦線離脱。Excelのプロを自認する方だったので、さあ大変。四苦八苦しながらWordとExcelを駆使して応急措置をすることになりました。
 仕事のブラックボックス化は皆を不安に陥れます。現役時代にも職人肌の方がいらっしゃいました。でも、その方が異動で抜けると誰も分からない。冷や汗をかいたことがありました。
 今回のケースは、そんなに特殊な仕事をしているわけではありませんから、まずは原点回帰です。初心に帰って平易でシンプルなものに仕上げつつあります。これがうまく動けばマニュアルを作って完成、ということにしておきましょう。そんなわけでこの1週間もパソコンと睨めっこした毎日でした。

 この1週間のお出かけは水彩画教室、その帰りに事務所に立ち寄る程度でした。そうそう、近くの病院にもでかけましたが、広い待合室は大勢の人々でごった返していました。医療保険請求に必要な書類の作成をお願いしただけなのに2時間も密空間で過ごしました。 
 そんなある日の夕刊(読売新聞)に、「左手の旋律 希望込め」と題して、舘野泉60周年独奏会のことが紹介されてありました。脳出血で右半身不随となりながら「左手のピアニスト」として復活したクラシック界のレジェンドと紹介されています。そのコンサートが今月下旬にザ・フェニックスホールであります。久しぶりにお目にかかります。その週末には山本能楽堂の公演「花と芸能」もあります。何やかやとドタバタする合間を縫って、別の世界に戯れるのも良し。お気軽なものです。
 ところで、孫娘の写真を頻繁に更新してくれる次男君ですが、1歳を過ぎた頃から急に表情が豊かになってきて退屈しません。よちよち歩きもできるようになった孫娘の動画を見ていると、ふっと長女が生まれた頃のことを思い出します。一方、長男君からはこの春中学生になる孫娘の、真新しい学生服を着た写真が送られてきました。こんな具合で孫たちもだんだんと成長していきます。ということは、それだけ自分が歳をとっているということです。
 節分の日に、シニア夫婦は恵方巻をいただいたあと、お豆に挑戦しました。子どもの頃は得意そうに歳の数だけ食べていたのですが、さすがに70粒もいただくことはできません。いつの間にか老人の仲間入りをしたことに気づいたものでした(笑)。

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