心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

カイ君とニッパー君

2009-04-05 09:48:07 | Weblog
 少しひんやりしていますが、昨日の雨もあがり、小鳥囀る穏やかな日曜日の朝を迎えました。愛犬ゴンタとお散歩にでかけると、近くの公園では紅白幕も整い町内会のお花見の準備が整っています。そう、街中、桜が満開なのです。雨に濡れた桜花が陽の光をあびてお化粧直しです。
 年度替りの1週間、先週は前半、退職される方々の送別会、半ばには新入社員を迎えて、なんとなく慌ただしい日々を過ごしました。その合間を縫って広島への日帰出張もこなしました。明日もまた広島に出かけます。
 そうそう、きのう仕事帰りに、最寄駅近くのソフトバンクのお店を通り過ぎるとき、ふと目に飛び込んできたものがありました。カイ君の「ぬいぐるみストラップ」です。この歳ですから、携帯につけるわけではないのですが、カイ君のテレビCM大好きな私としては、ビクターのニッパー君と同様に愛着を感じています。若い方々の間を縫ってレジに行くのは少し照れましたが、ここは勇気(?)をもって並んで買いました。あまりの幼稚さに、家内はあきれ顔です。ともあれ、カイ君とニッパー君のツーショットをアップしました。ご覧あれ。
 きのうは、もうひとつお買いものがありました。季刊誌「考える人」2009年春号の発売日でした。今号の特集記事は「ピアノの時間」。昨夜は、時間の経つのも忘れて、ウイスキーを片手にぱらぱらと眺めました。この季刊誌、2002年7月の創刊で28冊目になります。編集長の「たまにはテレビを消して、身の回りも整理して、一人の”わたし”に戻り、自分の言葉と生活を取り戻したい。溢れるモノや情報をいったんせき止めて、ひと息つきたい。思考する頭に新鮮な空気を送り込みたい。そんなあなたのために用意する、小ぶりの静かな部屋に季刊誌”考える人”はなりたい、と考えています」という言葉が気に入って以来、時々手に取って眺めます。
 最近、私は「鶴見和子曼荼羅」にどっぷり浸かっています。が、時々「考える人」に戻ります。ともに、時代を見つめるパラダイムを考える点では同じです。違いは、生きた時代の環境でしょうか。いつの時代にあっても自らの生きざまを問うことの大切さを学びます。きょうは、グレン・グールドのピアノ曲を聴きながらのブログ更新となりました。
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