ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

COVID-19・先進国ほど死者が多い謎

2020-05-31 19:40:56 | コロナウィルス
人口十万人当たりのCOVID-19死者数のデータを見ていたのですが、米国、英国、イタリア、スペイン、フランスといった国々が、軒並み50人とかそういう水準、欧州では優等生のドイツでも約10人。
これに対し、新型コロナ発祥の地中国、K防疫は世界標準になったと胸を張った韓国、対策がおそまつと叩かれている日本など、東アジア、東南アジアの国々は、軒並み1人以下。ベトナムに至っては死者0。さらには、衛生状況も悪いアフリカの国々も欧米の先進国ほどひどいことになっている国はない。
人口当たりの感染者数も、日本の10倍以上とかで多い上に死亡率も高いのでこんなことになっているのですが、あまりにも違い過ぎるこの状況、日本だって、油断しまくると欧米のようになってしまうのか、ならないのか、それによって対策が全然変わってきます。

米国に関してはトランプの失政が原因の一つであることは間違いありませんが、それだけでは説明がつかない。
油断? 自由の名のもとに国民が国やWHOの言うことを聞かない、そういう国民性?
いずれにしても、今回の件で、米英仏西伊独、先進国と言われている国を、中国をはじめとするアジアの国が、「全然たいしたことないじゃん」とあなどったことは間違いないところ。

世の中はすごい勢いで変わりつつある。勢力図が塗り替わるのは、なにもGDPだけではない。
戦後日本が米国追従でやってこれたのは、米国が圧倒的な力を保有していたというだけでなく、普遍的に正しいと思っていたからで、それが根底から崩れるかもしれない。
日本の外交も、抜本的に考え直す時期が来ているのではないでしょうか。


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