坂道ジョグ（新宿区・落合の坂道）

タモリの本「TOKYO坂道美学入門」に刺激されて、改めて自宅周辺の坂道の探索ジョグをしてみました。

「見晴坂」。
ポケモンのジムがあるので時々来ていたのですが、上ったことはない。


坂の上からの眺望が良いのでこの名がついたのでしょうが、確かにかなりの急坂。
周囲はややハイソの住宅街という感じ。


タモリさんお勧めの「霞坂」、こちらも周囲は上品な住宅街。
昔は、建物などなくて、下界？の神田川周辺の田畑に霞がかかってたのでしょうかね。


「西坂」。


「かば公園」
この辺は、坂も、公園も、何のひねりもない名前が続きます。


桜にはまだちょっと早いけど、木蓮が満開。


「久七坂」、ようやく歴史を感じさせる名前、単に当時の村人の名前らしいけど。
どの坂も、だいたいポケモンのジムかポケストップになっているので、Googleよりも、ポケモンの画面で探すとすぐに見つけられます。
役に立ちます、ポケモン！


坂を神田川近くまで下ったところに小さな祠。「下落合弁財天」とあります。水辺に弁財天は付きものです。


薬王院。もう一月くらいすると牡丹が見ごろになります。


「氷川神社」、都内にたくさんある氷川と名がつく神社はほぼ必ず川辺にあります。
今はなくとも、昔は川があったはず。


「野鳥の森公園」、この辺りは急斜面ゆえか、緑が多い。
ここを上がったところに、昔「タヌキの森」と呼ばれていたところがあって、ホントに狸が住んでいた。一度マンションが建ったのだけど、違法建築とかで取り壊し中みたい。


「相馬坂」。この辺り一帯は、元々徳川将軍家のお狩場だったのを、明治になって、あの「相馬野馬追」の相馬家が取得、斜面に広大なお屋敷を建てたのだとか。


戦後一時は荒れ果て、落合秘境と呼ばれていたらしい。今はその大半は「おとめ山公園」として整備されています。


道を挟んで両側に広がる、かなり広い公園です。明治のお屋敷って、すごいもんですね。