ロンドン五輪、地味に女子バレーの話

オリンピック予選がひやひやのギリギリ通過だったため、あまり期待されていない雰囲気の「火の鳥ジャパン」なのですが、組合せを見て、最高のくじ運、実力的にはベスト８止まりですが、これならもしかするとと思いました。
日本はイタリア、ロシア、ドミニカ、アルジェリア、英国と同じＡ組。
世界ランク１位の米国、北京五輪金メダルのブラジル、強豪トルコ、最終予選で日本に勝った中国、セルビア、韓国がいるＢ組より全然楽です。

女子バレーの予選は６チーム中４チームが決勝トーナメントに行けるのですが、同じ組に明らかに格下のアフリカ代表と開催国がいる。
すなわちほぼ確実に８チーム参加の決勝トーナメントへは行ける。
しかも、イタリア、ロシアはともかく、北中米代表のドミニカは割と日本にとって分のいい相手、予選３位以上はいける、そう思いました。

でも、２チームに勝っただけの４位ではＢ組の１位とあたってしまうので、ベスト８止まり間違いなし。３位でもＢ組２位（ブラジルか中国？）が来るからちょっと厳しい。
ここはひとつ、ドミニカに確実に勝ち、イタリアかロシアのどちらかを食って２位になり、Ｂ組の３位に何とか勝ってベスト４、準決勝は当然負けますが、３位決定戦で奇跡を起こして銅メダル、これは多少可能性はあるかなと思いました。

ドミニカにはシナリオ通り勝ちましたが、イタリアには負けてますので、２位になるにはロシアを食わなければなりませんけど。
勝負は水ものですから、奇跡を２回続けて起こせと言われるときついけど、１回だけなら起こせるかもしれない。
ファンをそんな気にさせる、女子バレーのくじ運です。
男女とも大昔は金メダルを取ったことがあるバレーボールですが、ロサンゼルス五輪の銅からずっとメダルから遠ざかっています。

とらせてやりたいなー、銅メダル。