ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

箱根駅伝(TV)観戦記

2014-01-03 16:34:47 | スポーツ
独断と偏見の箱根駅伝観戦記です。

本命駒澤、対抗東洋のマッチレースと思っていましたが、終わってみれば東洋の圧勝でした。
それにしてもすごいスピード駅伝でした。その中で、東洋の安定感と攻めの姿勢、群を抜いていました。

上位チームと下位チームの差がこれほどあった大会も珍しいんじゃないでしょうか。
それくらい東洋と駒澤の力が抜けてました。
1区からいきなりのハイスピード展開になりました。
以前だったら、大迫くんみたいなスター選手が飛び出しても、だれもついていかなかったのではないでしょうか。それを、あのハイペースにもかかわらず、ほとんどのチームがついていこうとする。
結果、オーバーペースで後半失速する選手も続出、最初っからいきなり縦長の展開になりました。
早稲田、明治が4区まで首位と2分差くらいでなんとかぎりぎり首位争いに踏みとどまっていたけど、山登りでまた差が付き、復路は完全にマッチレース。
山登りは、平地でも区間賞を取れるエースの設楽兄を投入する東洋の策が当たりました。
一方で、日大はダニエル・キトニーを山で無駄遣いしちゃいましたね。シード権をとれたから良かったようなものの、って感じです。

復路は、駒澤が窪田くんを残している分、1分差は互角かなと思っていたのですが、7区服部弟、8区高久、東洋大の両選手の区間賞で、窪田くんの出る前に決着がついてしまいました。
東洋大は見事の一言。首位なのに、平気で選手を序盤から突っ込ませる攻めの走り、攻めるということはリスクもあるのですが、委細構わず、そして失速してブレーキになる選手もいない。
10人中区間賞5名、全員が4位以内、抜群の安定感でした。

早稲田は4位。
4年生ががんばる早稲田というイメージがあったのですが、今回の早稲田、4年生は1区のエース・大迫くんのみ。その大迫くんも不発に終わってしまいました。
本来であれば大迫くんと2枚看板になったであろう志方くんは、4年間故障に泣いたのかな。華々しい活躍はできずに終わってしまいました。
その志方くんとエントリー変更になった10区の2年生・中村くん、その重みを感じていたのでしょう、日体大との3位争いに敗れて泣いてました。ほろりとさせられるシーンでしたが、その悔しさをぜひ来年にぶつけてほしいと思います。

会社が青学の近くなので、何となく青学を応援しているのですが、絶対エースの出岐くんが卒業しても安定の5位、強いチームになりました。
1年の一色くん、2年の神野くん、小椋くん、3年の藤川くん、良いですねー。
でも、5位で大喜びしてたんで、、、来年は5位でも悔しがるチームになってくれればと思います。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々の10km | トップ | 東洋大学の優勝で思ったこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポーツ」カテゴリの最新記事