火の鳥ニッポン、３位決定戦へ

完敗でした。
強かったですねー、ブラジル。
さすが世界２位、さすが北京の金メダルチーム。
接戦だったのは第一セットの中盤まで、それ以降はほぼ一方的な展開でした。

元より勝てる確率は低いとは思っていました。
でも、一昨年のワールドカップで勝ったし、身長差が20cm近くあるロシアよりは、10cm差くらいのブラジルの方が戦いやすいのではと思ったのですが、甘かった。
ロシアは中国と同様、大型チームにありがちな粗さがあるけど、ブラジルは日本と同タイプ、上手かったです。
出来も最高だったのではないでしょうか。
サーブレシーブが崩れない。
ブロックが強い。
対する日本は、中国戦にピークが来ちゃったかな。
中国戦であれほど決まった両エースのサイド攻撃がほとんど決まらず、ブロックを避けようとして自滅、レシーブはがんばっていたのですが、攻撃が悪い流れにはまって、修正しようがありませんでした。

まあ、くじ運が良いのでもしやとは思いましたが、客観的に見て決勝戦へ行けるチームではない、ここまで完敗すると気持ちの切り替えがかえってしやすいのではないでしょうか。
３位決定戦の相手はキム・ヨンギュンの韓国、男子サッカーと同様メダルをかけた日韓決戦になりました。
韓国も、日本同様、イタリアに勝つという番狂わせを演じてベスト４に勝ち上がってきました。
オリンピック最終予選で敗れていますが、実力的には五分五分でしょう。

私が学生でバレーをやっていた時は、日本のバレーは男女とも世界トップレベルで、体格的にも世界に引けを取らない大型チームでした。
今は、有力チームの中では、世界最小なのではないでしょうか。
それがよくここまで来ました。
しびれるゲームになると思います。
あと１試合、がんばれ、火の鳥ニッポン。