練馬区立美術館で開催中。
池袋モンパルナス展の頃から野見山氏を存じ上げていただけに
この展覧会へはどうしても足を運びたかった。
氏は練馬と福岡県糸島のアトリエで制作活動をされていた。
糸島は今でこそ朝ドラの影響もあり立派な観光地となったが
20年ほど前には知名度はそれほどでもなく、
氏は糸島の海の美しさを熱っぽく語り「80(歳)になっても素潜りができる…」とおっしゃっていた。
その野見山氏は、私の郷里の若松光一郎画伯(故人)と池袋モンパルナスで親交があった。
そして光一郎氏の奥様が地元ではかなり著名なピアノの指導者紀志子氏である。
その門下を代表するのが世界的指揮者の小林研一郎氏。
銀座で開催された光一郎氏の追悼展には野見山氏が紀志子氏を訪ねている。
モンパルナス時代の絆は強い。
展覧会(後期)は12月25日(水)まで。