ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

命日

2013-12-13 20:28:47 | Weblog
連れ合いの両親の命日は12月13日と15日です。

仲のよいことです。

毎年12月の13、14、15日のいずれかにお墓参りに行きます。

今年はきょう。

冬枯れの晴天の日というものが

なぜかreinにとっては胸の苦しさを感じる季節。

ひときわ美しい赤い花を供えてみました。

陽にかざすといっそうきれいです。

「お墓参りが趣味?」と聞かれるくらい墓参している私。

趣味というよりは、気持ちを落ち着けるために故人と向き合うのです。

お墓の前で泣かないで、そこに私たちはいません、と彼らは言いません。

向こうの世界の知り合いが多くなっていく現実を

しっかり受け止めなければならない年齢となったようです。


利休にたずねよ

2013-12-13 10:38:13 | Weblog
京都大徳寺を訪ねた今秋、寺内でPRしていたこともあり、

周りの風景がどのように使われているのか、

ロケはどんなふうになされたか、との興味から

映画を見てみました。

その結果、キャスティングが抜群、という印象。

心に傷持つ海老蔵の苦悩の表情が

演技力でもあったかもしれませんが

見事でした。

脇を固める方々も際立っていたように思います。

音楽や効果音も控えめで、静かな映画であることも好感が持てました。



終わって外に出ると夕焼けが美しかったので

高みに上ってみることに。


すると、まさかの富士!!!

シルエット。

そして左のお山にはさっき見てきたばかりの「海老」さま( 尻尾?)が!!

清少納言も言ってたなぁ。

日は入日
入りはてぬる山の端に 光なおとまりて赤う見ゆるに
薄黄ばみたる雲の棚引きわたりたる
いとあわれなり
って。

すばらしい大スペクタクルに感動しきり。