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両角享子(もろずみきょうこ)追悼演奏会

2015-02-08 00:43:54 | Weblog
~混声合唱曲『故郷』の背景~

1.河2.木3.家4.町


朝霞に住み、埼玉フィルハーモニー合唱団の団員だった両角享子さんは、父親の仕事(上海税関官吏)の関係で
昭和初期に営口(えいこう=遼河河口の街)で少女期を過ごしました。
生活は英国式で優雅。
彼女にとって彼の地がまさに「故郷」です。
テニスコート、クラブ、東屋のある赤レンガ塀に囲まれた税関敷地が帰宅後の遊び場。
塀内庭園には2本の大木があり、何百羽もの鳥が飛び交っていました。
官舎裏は遼河(りょうが)。
冬は凍結、夏は上流から流れくる精霊流しの灯り…。
河面を黄金色に染めて沈みゆく大きな赤い太陽を毎日眺めて過ごしました。
この詩は1988年戦後初めて営口を旅したときの驚き、胸の震えをまとめたものです。(小川明夫)


オール両角さん作詞、周藤諭さん作曲のプログラムとなっている珍しい演奏会です。

雄大な大陸の風景が見えてくるような曲想が並びます。

心地よい演奏が楽しめるはずです。


2月11日(水・祝)、14:30開演 ¥900

和光市民文化センター サンアゼリアにて

↓こちら周藤諭さんのホームページです。

別途情報が得られますので

ぜひアクセスしてみてください。

http://blog.livedoor.jp/sutosatoshi/

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